豊川駐屯地(とよかわちゅうとんち、JGSDF Camp Toyokawa)は、愛知県豊川市穂ノ原1-1に所在し、第6施設群等が駐屯している陸上自衛隊の駐屯地である。駐屯地司令は、第6施設群長が兼務。最寄の演習場は、千両演習場と日吉原演習場。
沿革
警察予備隊豊川駐屯地
- 第61連隊が編成され、第61連隊長が駐屯地部隊長に職務指定。
- 第1連隊第3大隊が編成。
- 第1施設大隊が編成。
- 第510施設大隊が福知山駐屯地から移駐し、第1施設大隊に改編[2]。
- 従来の第1施設大隊は第510施設大隊に改編[2]。
保安隊豊川駐屯地
陸上自衛隊豊川駐屯地
- 第49普通科連隊が新編され、第10師団に隷属。
- 第10後方支援連隊第2整備大隊特科直接支援中隊(第10特科連隊を支援)を新編。
- 第10後方支援連隊第2整備大隊高射直接支援隊(第10高射特科大隊を支援)を新編。
- 2014年(平成26年)3月26日:師団改編(即応予備自衛官訓練終了)に伴う部隊改編。
- 第10特科連隊が5個大隊編成から3個大隊編成に縮小改編。
- 第49普通科連隊が第10師団隷下で廃止され中部方面混成団隷下に新編。
- 第10後方支援連隊第2整備大隊第4普通科直接支援中隊(第49普通科連隊を支援)が中部方面後方支援隊第306普通科直接支援中隊に改編。
- 第10特科連隊を廃止し、方面隊直轄の中部方面特科連隊第2特科大隊を新編。
- 中部方面特科連隊情報中隊(姫路駐屯地)の第2情報小隊を配置。
- 第10後方支援連隊第2整備大隊特科直接支援中隊(第10特科連隊を支援)を改編し、第308特科直接支援中隊第2特科直接支援小隊(中部方面特科連隊第2特科大隊を支援)を新編。
- 第10偵察隊(春日井駐屯地)と第10戦車大隊(今津駐屯地)を統合し、第10偵察戦闘大隊を新編。
- 第10後方支援連隊第2整備大隊偵察戦闘直接支援隊(第10偵察戦闘大隊を支援)を新編。
- 駐屯地司令職を第10特科連隊長から第6施設群長に移管[10]。
駐屯部隊
中部方面隊隷下部隊
防衛大臣直轄部隊
共同の機関
近傍施設
最寄の幹線交通
重要施設
特徴
戦前、東洋一の規模を誇った豊川海軍工廠跡地に開設されており、飛行場を持たない駐屯地としては中部方面隊最大の面積を誇る。
創設以来、阪神淡路大震災、ロシアタンカー重油流出、新潟県中越地震や、東日本大震災などの災害派遣、カンボジアPKO派遣、イラク人道復興支援などの国際貢献に参加した。
2024年4月の部隊改編により、普通科、機甲科、野戦特科、高射特科、施設科の5職種の部隊が駐屯することとなった。特に師団司令部等の所在する駐屯地以外で戦闘職種が揃って駐屯するのは稀[11]。
脚注
参考文献
外部リンク
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