西川 史子(にしかわ あやこ、1971年4月5日 - )は、日本の医師、タレント。1996年度ミス日本第28回フォトジェニック賞。ホリプロ所属。
神奈川県相模原市南区出身。湘南白百合学園幼稚園・小学校・中学校、桐蔭学園高等学校、聖マリアンナ医科大学医学部卒業。
1994年度ミス湘南グランプリ。1996年ミス日本フォトジェニック賞[1]。1996年から1997年、「恋のから騒ぎ」(日本テレビ)「第3期生」として出演した。
1996年、医師国家試験合格。芸能活動の傍ら、これまで、聖マリアンナ医科大学整形外科、青山メディカルクリニック、西川整形外科医院などを経て松倉クリニック[2] 、および西川整形外科の美容皮フ科のスタッフ[3]として診療も行っている。
タレントとして多くのテレビ番組などに出演し、イメージビデオや写真集も出版した。一方、将来の目標は「医療ジャーナリスト」としていた。
TBS系列の早朝のワイドショー「エクスプレス」で健康情報を担当するキャスターを務め、毎朝白衣を着用して番組を進行していた時代があった。
2007年6月15日深夜、中山秀征と酒を飲んでタクシーで帰宅した西川は自宅玄関先で転倒、負傷したが、傷口が荒れており、麻酔、切開して8針縫うという治療を自分で行ったというエピソードがある[4]。
2009年7月18日、10年来の友人だった元葛飾区議会議員で、福祉関係の会社役員の福本亜細亜との婚約が発表された[5]。結婚式は翌年2月14日にホテルオークラ東京で行われ、媒酌人は桑田真澄が務めた[6]。
2013年1月20日、「サンデージャポン」の生放送内で、夫が家出中であることを告白した。自宅から姿を消した夫とは連絡がとれない状況で、カメラに向かって「反省してるので、帰ってきてください」と呼びかけていた[7]。後日「ハピくるっ!」に生出演した際、夫の家出の原因は、ゴミの分別をめぐる夫婦喧嘩だったと説明した[8]。
2014年1月11日、福本との協議離婚が成立したと発表。ホリプロによると約1年前から離婚について考え始め、2013年11月から別居していたとのこと[9]。
2016年5月と同年12月に急性胃腸炎で入院[10][11]。2017年7月にも胃腸炎で入院した[12]。
2020年1月10日、神奈川県相模原警察署で一日警察署長に就任[13]。
2020年3月22日、2007年より13年間出演した「サンデージャポン」を卒業。番組内では悪役を演じており「前の日にお腹が痛くなることがあった」と爆笑問題の田中裕二に明かされるが、共演者より感謝を述べられている[14]。
2021年5月15日、医療従事者として新型コロナウイルスワクチンを接種したことを自身のInstagramにて報告した[15]。
2021年8月17日の朝に入浴した後に異変が生じ、自宅リビングで倒れているところを駆け付けたマネージャーによって発見され、病院に緊急搬送。右脳内出血と診断され、5時間に及ぶ緊急手術を受けた。病院からは3週間程度の入院が必要とされていると伝えられた[16][17][18]。10月6日、自身のInstagramを更新し、9月26日にリハビリ専門の病院に転院したこと、脳のダメージを受けた部位に磁気刺激を施す反復性経頭蓋磁気刺激(rTMS)を受けていることを報告した。また、脳出血発症の原因については、高血圧やそれに伴う血圧変動であると記した[19]。12月16日、退院[20]。
脳内出血の経験を通じ、大学院を目指すことを決意[21]。2022年12月8日、聖マリアンナ医科大学大学院リハビリテーション科の試験に合格したことを報告した[21]。
2023年6月に脳内出血が再発。同年11月現在、回復期リハビリテーション専門病院に入院していることが報じられた[22]。
父親は整形外科医の西川英樹[23] で、幼少の頃からスパルタ教育を受けていた。一方で、母親からは溺愛されて育った。
『西川会』という「急な呼び出しでもすぐに駆けつける若手芸人」を集めた会を主催しており、主なメンバーにザ・たっち、鈴木Q太郎(ハイキングウォーキング)、井上裕介(NON STYLE)、末高斗夢、KICK☆がいる[24]。
傲慢、ないしは高飛車なキャラクターを持ち味とし[25]、私生活について語ることも多い。これについてホリプロ役員の中根薫は「リップサービスだがそれが面白くバラエティ番組を中心に多くのメディアに出演している意義を自覚して上手く制御しており、医者だからこそ分かる患者の苦しみをテレビを通してわかってもらい、少しでも楽になってもらうためでバラエティでの西川は遊び心やサービス精神が前面に出ている」と語っている[25]。芸能活動を始めた当初の所属事務所は株式会社セント・フォース、のちに株式会社ホリプロに移籍した。
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