清苑区(せいえん-く)は中華人民共和国河北省保定市に位置する市轄区。
歴史
南北朝時代の477年(太和元年)、北魏により設置された。北斉により廃止されたが、598年(開皇18年)、隋朝により再び設置された。981年(太平興国6年)、宋朝は保塞県と改称されたが、1176年(大定16年)、金朝により再び清苑県と改称された。元代には保定路の路治、明清代は保定府の府治とされた。
1958年に廃止され管轄区域は保定市に編入されたが、1960年に再び設置され、2015年4月28日から市轄区に昇格。
行政区画
- 鎮:清苑鎮、冉荘鎮、陽城鎮、魏村鎮、温仁鎮、張登鎮、大荘鎮、臧村鎮、望亭鎮、東閭鎮、白団鎮、石橋鎮、何橋鎮
- 郷:北店郷、李荘郷、北王力郷、孫村郷、閻荘郷
関連項目
中国地名の変遷
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建置
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447年
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使用状況
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清苑区 |
南北朝 | 清苑県(北魏) 廃止(北斉) |
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隋 | 清苑県 |
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唐 | 清苑県 |
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五代 | 清苑県 |
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北宋/遼 | 保塞県 |
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南宋/金 | 清苑県 |
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元 | 清苑県 |
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明 | 清苑県 |
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清 | 清苑県 |
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中華民国 | 清苑県 |
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現代 | 清苑県 清苑区(2015年) |