|
この項目では、河北省の現行行政区画について説明しています。その他の用例については「昌黎県 (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
昌黎県(しょうれい-けん)は中華人民共和国河北省秦皇島市に位置する県。
地理
昌黎県は東は撫寧区、西は唐山市灤州市と接する。京哈鉄路が通っている。南部は名勝の黄金海岸があり、避暑地である。「唐宋八大家」のひとり韓愈の故郷(郡望)とされ、韓昌黎(昌黎先生)の呼称がある。
歴史
遼朝により設置された広寧県を前身とする。1189年(大定29年)、金朝により昌黎県と改称された。元初の1270年(至元7年)に撫寧県に編入されたが、1275年(至元12年)に再設置され現在に至る。
行政区画
- 鎮:昌黎鎮、靖安鎮、安山鎮、竜家店鎮、泥井鎮、大蒲河鎮、新集鎮、劉台荘鎮、茹荷鎮、朱各荘鎮、荒佃荘鎮
- 郷:団林郷、葛条港郷、馬坨店郷、両山郷、十里鋪郷
外部リンク
中国地名の変遷
|
建置
|
遼代
|
使用状況
|
昌黎県 |
北宋/遼 | 広寧県 |
---|
南宋/金 | 昌黎県 |
---|
元 | 昌黎県 廃止(1270年) 昌黎県(1275年 再設置) |
---|
明 | 昌黎県 |
---|
清 | 昌黎県 |
---|
中華民国 | 昌黎県 |
---|
現代 | 昌黎県 |