浜村駅(はまむらえき)は、鳥取県鳥取市気高町勝見にある西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。
駅が開設された当時の所在地は気高郡正条村大字勝見で、大字浜村ではなかったが駅名は浜村となった。これは当時の村長だった田中直治が浜村出身であり、密に浜村停車場にするようにと鉄道官吏と結託して決定したためである[2]。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。駅舎は1番のりば側にあり、両ホームは跨線橋で連絡している。以前は単式・島式ホーム2面3線であったが、2003年、鳥取県鉄道高速化事業に伴い鳥取寄り分岐について1線スルー化工事が行われ、通過列車が1番線(単式側)を通過するようになった。同時に、3番線(上下副本線)を撤去し、1番線を上下本線、2番線を上下副本線とした2面2線となった。木造駅舎を備える。
無人駅で、駅舎内に自動券売機が設置されている。
「鳥取市統計要覧」によると、2020年度の年間乗車人員は14.3万人で、1日平均乗車人員は392人と算出出来る[7]。
近年の乗車人員の推移は以下の通り。
当駅は旧・気高町の中心駅である。駅前が温泉街となっている。