岡田 圭右(おかだ けいすけ、1968年〈昭和43年〉11月17日[1] - )は、日本のお笑いタレント。お笑いコンビ・ますだおかだのツッコミ担当(一発ギャグでボケるケースもある)。相方は増田英彦。大阪府大阪市中央区(旧東区)松屋町出身。松竹芸能所属。
経歴
芸風
- 「昭和の芸人」と呼ばれるように、「古い」(ツッコミが単語、大声、オーバーアクションなど)芸を使う。漫才ではツッコミ担当だが、時々笑いを取ろうと一発ギャグをするが、いつも空回りで滑る(それを増田が放置して笑いを取るなどのパターンにつなげる)。ただし本人は、スベるのも芸風(すべり芸)だと言い、ボケの増田英彦もあえて滑るツッコミをさせるネタもある。
- バラエティ番組ではすべり芸人に数えられるが、漫才のツッコミとしての実力はかなり高い。
- 端正な顔立ちをしておりイケメン芸人と称されることもあるが[6]、お笑い界の中ではイケメン扱いされることはほとんどなく、専らいじられキャラとなっている。
- 主なギャグは「パァ」「パカッ」「閉店ガラガラ」「出た!」「ウワオ!」「コラー」「バカー」「アータ」「アータネー」「チリンチリ〜ン(自転車のベルの音)」「卓球の音」「ハンドスコープ」「ピョン」「閉店横閉め」。2006年からは「パァ」を「パカッ」に変えると「笑いの金メダル」で発表したが、実際は「パァ」のままである。ピンの時は「もしもサイが〜だったら」という「サイネタ」や、「もしもシカが〜だったら」という「シカネタ」を披露する。また、ギャグの中には岡田の母が使っていたものも含まれている(増田曰く)。
「閉店ガラガラ」はもともと、駄菓子屋を営んでいた岡田の母の口癖[7]であり、前妻との娘・結実も持ち芸にしている。
くりぃむナントカでは「せやな…」というギャグも作った(下記詳細)。
2008年は子年という事で「チュー」(手を顔の前で交差させて指を三本立て、ヒゲを表現しつつ奇声をあげる)というギャグを作るが、「パァ」以上に滑ることが多い。しかし、ひとつ500円で買い取らせていただきますの曲中や、その他子年以外の時にも使われる事が多いなど、干支に関するギャグの中では最も優遇されているギャグでもある。丑年にちなんだギャグ「モォー」も披露したが、スザンヌの妹のマーガリンに真似されたため、別バージョン「ギュー」を披露している
- 漫才中には、増田からモノマネをよく振られている。
岡田のギャグ
- パァ!出たぁ!
- 閉店ガラガラ[注 1]
- せやな…
- 言うとる場合か (言うてる場合か)
- 切り取り撮影でお願いします
- チュー!(ねずみ年限定)
- ギュー!(うし年限定、「モォ〜」から変更)
- タイガァー!(2010年とら年限定)※「アッコにおまかせ」内で公開。
- タイガァーアンドワォー!(2010年限定)
- ガオッアンドワオッ!Oh~、スベッタイガー!(2010年寅年限定。上記の2つの寅年ギャグよりも圧倒的に使用頻度が高い)
- ン〜ワァォ!
- ピョ〜ン(2011年うさぎ年にむけてのギャグ)
- ドロン丸!(2015年。ラグビー日本代表の五郎丸歩にちなむ)
- バッビョン!
2007年より、翌年の干支を“干支ギャグ”と称して「アッコにおまかせ」内で発表している。
2008年(子年)
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2009年(丑年)
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2010年(寅年)
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2011年(卯年)
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2012年(辰年)
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2013年(巳年)
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2014年(午年)
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2015年(未年)
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2016年(申年)
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2017年(酉年)
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チュ〜!
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ギュ〜!
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ガオッアンドワオッ!Oh~、スベッタイガー!
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ピョォォ〜ン!
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リュ〜ウ!
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ニョロ、フェ〜!
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バ(馬)!
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ウールウール100パー笑いは0パー
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うーん、ウキーウキウキ、んードキドキ
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カーッ!
まさに鳥肌!
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エピソード
- 座右の銘は「無欲」。このテーマで『無欲〜岡田がおかだである理由〜』も上梓している。
- 性格
- 芸風は明るいが、プライベートでは無口である。また、新幹線に乗って黙ってる時が一番落ち着くとしており、一人でいる事を好む[8]。土田晃之は「岡田君はプライベート、超暗いヤツだから。同じ楽屋のときもほぼしゃべらない」と証言し、それを聞いた浜田雅功は「そういうとこ、俺、見たことないわ…」と意外なプライベートの姿に戸惑っていた。次長課長・河本準一も「そうですね。むちゃくちゃ暗いんですよ」と同意した[9]。
- メンタルが強く、温厚な性格のため、声を荒らげたり怒鳴る事はほとんど無い。
- ギャグがスベったら、自らリセットして忘れるようにしている。しかし、リセットして忘れるため、また同じ事を繰り返していると増田に呆れられている。
- 趣味・嗜好
- 子供の頃から走り屋に憧れ、最初の愛車である日産・180SXを手に入れる。阪神高速の環状線が良く見えるホテルでアルバイトをしていた際には、休憩時間になるとビルの上からギャラリーをしていたという[10]。現在でも、BMW・ミニのクーパーSのMTに乗るといった部類の車好きであるため、『おぎやはぎの愛車遍歴』などの番組にゲストで呼ばれる事もある。
- 野球好きである。チーム名が阪急ブレーブス時代からのオリックス・バファローズ(旧・オリックス・ブルーウェーブ)の熱狂的なファンであり、ブルーウェーブに所属していたイチローとも仲が良い。ファンになったきっかけは父親が阪急ファンだったから(2016年9月3日のOrigin of Bsトークショーより〈レジェンドである山田久志投手、中沢伸二捕手がメイン。山田が阪急にドラフト指名された5日後に岡田が生まれた事も明かした〉)。ブルーウェーブと近鉄バファローズが合併する際、否定的な意見を述べる両チームのファンが多い中で「阪急からオリックスになった時でも応援する気持ちは変わらなかった。合併しようが、チーム名が『バファローズ』になろうが(応援する)気持ちは変わらない」とコメントを寄せていた。松竹芸能の先輩、森脇健児が福岡ソフトバンクホークスの熱狂的なファンであるため、スポーツ番組などの「パ・リーグ球団ファン座談会」などの企画に揃って出演することが多い。
- 小学生の頃リトルリーグで、当時ピッチャーだった清原和博と対戦したことがある。結果は三振(スリーバント失敗)だった[11]。
- 全日本プロレスファン。
- ボウリングが好きであり得意としている。2007年元日にフジテレビ系で放送された、お笑いチャンピオンボウリング新春初投げスペシャルでチームを優勝に導き、自身はMVPを受賞した。
- 以前までは喫煙者だったが、2002年秋にポリープ手術を受け、以降は禁煙トレーニングを行い、同年12月31日付で禁煙に成功した。
- ファッションセンスが良いと評されることがある。長女がモデルをしていることもあり、あまり野暮な格好はしないようにと気をつけており、妻や娘からのアドバイスも受けて、流行を取り入れたりしている。また、相方の増田がアクセサリーが苦手なのに対し、岡田は仕事ではTPOに応じていながらも、プライベートでは結婚指輪以外にネックレスやブレスレットも身に着ける。
- 食べ物の嗜好では刺身等の生ものが苦手。芸人仲間との食レポ入りの外ロケ番組や旅番組でも、生魚入りのメニューには手をつけない。
- 家族・親族
- 父親は、かつて大阪市中央区にて豆腐屋を経営していた。バブル期を境に賃貸ビルに改築、駄菓子屋も経営していた。
- 母親は香川県小豆島の出身。
- 前妻は1990年代に「-4℃」というコンビで活動していた元漫才師の上嶋祐佳。前妻との間に一男一女おり、息子は俳優の岡田隆之介。娘はモデル、タレントの岡田結実[12]。
- 2017年時点で自分より売れっ子となりつつある前妻の娘の結実であるが、2017年10月18日放送分のニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』で娘への思いを聞かれた岡田は複雑な心中を吐露。さらに娘への心配を見せて娘のオンエアは一切見ないという繊細な一面も見せた[13]。
- 2007年度イエローリボン賞(ベスト・ファーザーin関西)を受賞した。授業参観への積極的な参加や、頻繁に家族旅行に出かけるといったマイホームパパぶりが評価された。
- 前妻の娘・結実の話によると、家庭では厳格な父親であり結実や息子・隆之介に対してシビアな教育を行っていた。
- その他
出演
テレビ番組
情報・バラエティー
現在のレギュラー番組
不定期出演
過去のレギュラー番組
テレビドラマ
映画
劇場アニメ
ラジオ
ウェブテレビ
CM
脚注
注釈
- ^ 先述通り、元々は駄菓子屋をやっていた自身の母親の口癖である。
出典
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メンバー | |
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現在出演中の番組 | |
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関連項目 | |
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テンプレート |
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関連項目 | |
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番組終了時点の出演者 |
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パネリスト | |
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アナウンサー | |
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お天気お兄さん | |
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その他コーナー担当 | |
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気象予報士 | |
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ニュース担当 | |
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ポシュレ担当 | |
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歴代の音楽担当 |
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歴代の出演者 |
歴代MC |
杉上佐智枝(2010.4 - 2012.3、2013.4 - 2014.12) - 佐藤良子(2012.4 - 2014.9) - 上田まりえ(2014.10 - 2015.9) - 徳島えりか(2015.1 - 9)
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過去のレギュラー出演者 | |
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関連人物 | |
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関連番組 | |
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関連項目 | |
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※注 曜日は太字で出演者の前に表記。Nはナレーション。▲は隔週出演。 |
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ヘキサゴンファミリー | |
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関係者 | |
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番組発のユニット | |
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CD/DVD | |
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番組 | |
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ファミリーコンサート | |
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関連項目 | |
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解答者…最終回までの1年以内に3回以上番組に出演していた人が対象 |
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1990年代 (チーム戦) |
1991秋 ニュース・教養チーム / 1992春 TBSアナウンサーチーム
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1990年代 (個人戦) | |
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2000年代 (個人戦) | |
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2010年代 (個人戦) | |
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2010年代 (チーム戦) | |
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2020年代 (個人戦) | |
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関連項目 | |
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※1997年のみ、年末に特別編を開催。 ※1991秋・1992春・2015秋はチーム対抗戦。2013秋もチーム対抗戦だったが、個人別成績も競っていたためチーム優勝・個人MVPの両方を掲載。 ※2020春は番組中止。 |