小布施橋(おぶせばし)とは、長野県上高井郡小布施町小布施 - 山王島[4]の千曲川に架かる長野県道66号豊野南志賀公園線の橋長960.34 m(メートル)のトラス橋。
概要
供用中の橋は1968年(昭和43年)に開通した。橋長960.34 mは1996年(平成8年)に五輪大橋が開通するまで長野県内最長であった[1][5]。
小布施橋は大型車同士のすれ違いができず、小布施橋と上流の村山橋との間隔が5.5キロメートル (km)あることから、両者の中間に千曲大橋を架橋する構想がある[5][6]。
橋近くの千曲川堤防上の桜堤では、長さ4キロメートルにわたり八重桜が植えられている[7]。
歴史
1888年(明治21年)に信越本線(現・しなの鉄道北しなの線)が開通したのに際し、小布施の名士が豊野駅と小布施中心地を結ぶ新道を作り、千曲川には山王島の渡し場のあった箇所に長さ218 m、幅2.7 mの舟橋を架橋した[1]。
1915年(大正4年)に木橋が架橋され、1958年(昭和33年)に流失するまで続いた[1]。
1957年(昭和32年)に永久橋の着工が開始され、1962年(昭和37年)6月6日に長さ486.5 mの区間が開通した。1968年(昭和43年)に残る部分を架設し、12月4日に開通した[1][3]。
1993年(平成5年)3月に幅員1.5 mの歩道橋が完成した[3]。
2018年(平成30年)11月15日に伸縮装置の破損により段差が生じたことで、一時車両通行止めとなった[8]。
脚注
出典
外部リンク