安食卜杭(あじきぼっくい)は、千葉県印西市の大字。郵便番号270-2302[2]。難読地名として知られている。
地理
北は栄町四箇、栄町長門谷、栄町脇川、北東は栄町布鎌酒直、栄町和田、東は栄町安食卜杭新田、栄町安食、南は酒直卜杭、下井、南西は中田切、西は将監、北西は栄町押付、栄町大森に隣接している。
小字
小字は以下の通り[4]
- 上(かみ)
- 甲沖(こうおき)
- 乙沖(おつおき)
- 丙沖(へいおき)
- 中(なか)
- 下(しも)
- 横割(よこわり)
- 近藤埜(こんどうや)
- 新割(しんわり)
- 長割(ながわり)
- 大畑(おおはた)
- 古圃(ふるはた)
- 切立(きつたて)
- 川通リ(かわどおり)
- 和田(わだ)
- 和田沼(わだぬま)
歴史
江戸期は安食卜杭新田であり、下総国印旛郡のうち。寛文年間安食村卜杭野を開発して成立。はじめ幕府領、元禄11年から佐倉藩領、享保8年から幕府領。村高は「元禄郷帳」294石余、享保13年の見取場検地により252石余が改増、「天保郷帳」「旧高旧領」ともに561石余。小林新田・酒直卜杭新田、および笠神埜原(十四ヶ)新田を含めた地域は、枝利根川(将監川)と印旛沼に接しており、水害が多発したため早くから普請組合を結成している。明治6年千葉県に所属。神社は水神社・稲荷神社・三峯神社・厳島神社、寺院は天台宗覚了庵。明治22年飛地は境村の大字となり、本村は埜原村の大字となる[5]。
年表
世帯数と人口
2017年(平成29年)10月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
施設
交通
道路
脚注