大山崎駅(おおやまざきえき)は、京都府乙訓郡大山崎町大字大山崎小字明島にある、阪急電鉄京都本線の駅。駅番号はHK-75。
開業当時、大阪側は高槻町駅(現在の高槻市駅)まで7.1 kmにわたって駅がなかった。
東海道新幹線の線路に沿って[4][5]相対式ホーム2面2線を有する高架駅。ホームの水無瀬駅側では新幹線の列車が良く見える。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。改札口は地上部にあり、京都府道67号(西国街道)に面する1か所のみ。
※実際には構内にのりば番号表記はないが、スマートフォン向けアプリ「阪急沿線アプリ」の発車案内機能では、京都河原町方面が1号線、大阪梅田方面が2号線と表示されている。
2023年(令和5年)の1日あたりの通年平均乗降人員は5,387人で、阪急電鉄全線では83位[統計 1]。阪急電鉄の本線の駅としては最少で、社内全駅でみても阪神国道駅・柴島駅・松尾大社駅に次いで少ない。
各年次の乗降人員の推移は下表の通り。
各年度の利用状況は下表の通り。
2000年度までは京都府統計書のデータ(単位:千人)を日数で除した数値を、2001年度以降は大山崎町・長岡京市統計書のデータを記載している(両市町がデータを公表しており、それぞれ数値が異なる年度については大山崎町のものを優先している)。
2018年度以降大山崎町はデータを公表していないが、近隣自治体である長岡京市によって現在まで最新データを公表され続けている[注 1]。
駅周辺はかつて山崎宿がおかれた宿場町で、両側に山が迫り京阪間においては平地の幅が狭い場所である。その狭窄部に桂川、宇治川、木津川の三川が流れ込み、当地で合流し淀川となる[3]。京阪間を走る鉄道も当駅付近で集結し、阪急京都本線のすぐそばを東海道本線(JR京都線)や、東海道新幹線が並走するほか、淀川を挟んだ対岸にも京阪本線が通じている[3]。