山寺駅(やまでらえき)は、山形県山形市大字山寺[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙山線の駅である[2]。
歴史
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅である[2]。駅舎は木造駅舎で、寺社造りである。山寺の玄関口にふさわしく、寺社造りの駅舎を有するとして、2002年(平成14年)に東北の駅百選へ選定された。
山形駅管理の業務委託駅(JR東日本東北総合サービスに委託)で、自動券売機と簡易Suica改札機が設置されている。エレベーターやエスカレーターはなく、改札口からホームへは、階段で移動する。立石寺参拝客のため、コインロッカーが多数設置されている。
分岐器は角度がきつく、35 - 40 km/h制限を受けている。かつては夜間に当駅で折り返しの列車(当駅 - 山形駅)も設定(夜間滞泊あり)されていたが、現在は臨時列車を除いて当駅で折り返す列車はない。仙台方にはかつて使用されていた18メートル級のバランスト形上路式の転車台が残されており、以前は不法投棄や草が絡まるなど荒れていたが、保存を望む地元の手によって草刈りなどの整備がなされている。また転車台坑の深さが2メートルあるため、安全のために周囲に柵が設置されている。
のりば
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駅舎内(2023年9月)
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簡易Suica改札機(2023年9月)
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ホーム(2023年9月)
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利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は414人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■仙山線
- □快速
- 作並駅 - 山寺駅 - 羽前千歳駅
- ■普通
- 作並駅 - *面白山高原駅 - 山寺駅 - 高瀬駅
- *:一部の普通列車は奥新川駅および面白山高原駅を通過する。
脚注
記事本文
出典
報道発表資料
新聞記事
- ^ 「JR山寺駅のあずま屋、8日に改装式」『読売新聞』1989年7月5日、朝刊、山形2、23面。
- ^ 「仙山線山寺駅に社員配置 JR東北地域本社」『交通新聞』交通新聞社、1993年3月2日、1面。
- ^ 「JR東日本、山形・仙山線山寺駅を直営化――新幹線開業で利用者増」『日本経済新聞』1993年2月27日、地方経済面東北B。
利用状況
関連項目
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外部リンク