トラビス・ノートン・デンカー(Travis Norton Denker, 1985年8月5日 - )は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州オレンジ郡ファウンテンバレー出身の元プロ野球選手(内野手)。右投右打。
経歴
プロ入りとドジャース傘下時代
2003年のMLBドラフト21巡目(全体631位)でロサンゼルス・ドジャースから指名され、プロ入り。
2004年はパイオニアリーグのルーキー級オグデン・ラプターズ(英語版)でプレーした。
2007年はA+級インランド・エンパイア・シックスティシクサーズ(英語版)でプレーした。
ジャイアンツ時代
2007年8月9日にマーク・スウィーニーとのトレードで、サンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した。
2008年5月12日にメジャーに昇格した。5月25日のフロリダ・マーリンズ(現:マイアミ・マーリンズ)戦でメジャー初安打を放った。6月3日のニューヨーク・メッツ戦では、スコット・ショーエンワイスからメジャー初本塁打を記録した。
パドレス傘下時代
2008年10月10日にウェイバーでサンディエゴ・パドレスへ移籍した。傘下のAA級サンアントニオ・ミッションズで1試合だけプレーした。
レッドソックス傘下時代
2009年4月14日にウェイバーでボストン・レッドソックスへ移籍した。傘下のAAA級ポータケット・レッドソックスで117試合に出場した。
マリナーズ傘下時代
2010年はシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ。開幕から傘下のAAA級タコマ・レイニアーズで7試合に出場していたが、4月24日に放出された。
2度目のドジャース傘下時代
2010年5月4日にドジャースとマイナー契約を結んだ。この年ドジャース傘下ではA+級インランド・エンパイアで74試合、AA級チャタヌーガ・ルックアウツで16試合、AAAのアルバカーキ・アイソトープスで13試合に出場した。
2012年7月27日に自由契約となった。
独立リーグ及びメキシカンリーグ時代
2012年8月4日に独立リーグ・アトランティックリーグのランカスター・バーンストーマーズと契約を結び、翌2013年までプレーした。
2014年は独立リーグ・アメリカン・アソシエーションのラレド・リーマーズでプレーした。
2015年はメキシカンリーグのレイノサ・ブロンコスと契約し、110試合に出場して打率.264、10本塁打、70打点の成績を残したが、8月にリリースされた。その後は再びラレド・リーマーズでプレーした。
ダイヤモンドバックス傘下時代
2016年6月11日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ。傘下のAA級モービル・ベイベアーズでプレーし、68試合に出場して打率.303・13本塁打・36打点の成績を残した。オフの11月7日にFAとなったが、22日にマイナー契約で再契約した[1]。2017年11月6日にFAとなった[1]。
現役引退後
2018年にアリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下A+級バイセイリア・ローハイドの打撃コーチに就任し、2019年まで務めた。2021年から2022年までは傘下AA級アマリロ・ソッドプードルズの打撃コーチを務め[2]、2023年からは傘下AAA級リノ・エーシズの打撃コーチ[3]。
詳細情報
年度別打撃成績
背番号
脚注
関連項目
外部リンク