L'Arc〜en〜Cielがアメリカでライヴを開催するのは、2004年7月31日にボルチモアのファースト・マリナー・アリーナで行われたイベント「OTAKON 2004」の一環として開催した「Live in USA」[注 1]以来2度目のことである。また、マディソン・スクエア・ガーデンでの単独公演開催は日本人アーティストとして初のことで、この公演では約1万2000人を動員している[1]。ちなみにニューヨーク公演が決まった当初は、マディソン・スクエア・ガーデンの附属施設となるシアターでの開催が予定されていたが、多くのチケット申し込みがあったことを受け、アリーナでの公演に変更されたという背景がある。そして、この公演の模様は、日本全国29ヶ所の映画館において、2012年3月26日午前9時から生中継でライヴビューイングされることとなり、全国で約1万5000人を動員した[2]。
なお、ニューヨーク公演の模様は、2012年7月21日にNHK BSプレミアムで放送された音楽番組『音楽熱帯夜 "L'Arc〜en〜Ciel Live at Madison Square Garden WORLD TOUR 2012"』にて、公演前日のインタビューと共に一部流されている[注 2][注 3]。さらに、公式YouTubeアーティストチャンネルで2019年12月11日から7日連続で実施した企画「YouTube Seven days 2019」において、ニューヨーク公演で披露した「READY STEADY GO」のライヴ映像がプレミア公開されている。そして、2021年12月21日には、同年に開局30周年を迎えたテレビ局、WOWOWとバンドのコラボレーション企画「WOWOW×L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary Special Collaboration」の一環として、この公演の模様がWOWOWで放送された。