2020年代(にせんにじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)2020年から2029年までの10年間を指す十年紀である。この項目では、国際的な視点に基づいた2020年代について記載。
できごと
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年
予定及び予測
2024年
2025年
2026年
2027年
2028年
2029年
- 4月13日に直径300メートル以上の小惑星アポフィスが32,500km(静止軌道近く)の距離まで地球に接近。この接近では衝突しないことが判明している。
世相
社会
科学と技術
人工知能(AI)
バイオテクノロジー
情報通信・IoT
- デジタル資産をブロックチェーンと紐付けることで所有権と価値を担保する、NFT(非代替性トークン)の技術が注目される。
宇宙
エネルギー・環境
文化と芸術
建築
- 超高層建築物・構築物
- その他の建築物
大衆文化
コンピュータゲーム
ファッション
フィクションのできごと
- 2020年頃 - 世界各地で半導体を分解する生態を持つ微生物「シリコンカビ」が大量発生。これによってコンピュータに依存するインフラが麻痺し、多くの国家の機能が失われる。その後、シリコンカビの影響が軽微だったアジアの大国が欧州へ侵攻し、第三次世界大戦が勃発する(ゲーム『重鉄騎』)[31]。
- 前半 - 1月29日、NASAの有人火星探査船「スキアパレッリ2号」の着陸機によって4名のクルーが初の火星着陸を達成。その7分後に着陸機と軌道上の母船の双方が奇妙な物体「テセラック」の攻撃を受け、通信が途絶する。(漫画『度胸星』)[32][33]
- 中頃 - 米国知能電子工学委員会(USIB)によって機械戦略家として製造された光思考装置「GOLEM XIV」が、米国の世界的地位や軍事的ドクトリンの優勢について全面的な無関心を通告する声明を提出。調査委員会の審理により、この「反乱」は人工知能が進化の結果「思想家」と化したものと判断され、GOLEM XIVは外部世界から自己を遮断した同種の人工知能「HONEST ANNIE」とともにマサチューセッツ工科大学に無期限貸与されることになる。(小説『GOLEM XIV(英語版)』)[34]
- 時期不明
脚注
注釈
出典
- ^ 新型コロナは「パンデミック」に相当、WHO事務局長が表明 ロイター (2020年3月12日)
- ^ WHO事務局長、新型コロナ「パンデミック」と表明 日本経済新聞 (2020年3月12日)
- ^ イギリス、EU離脱関連法が成立 31日23時にEU離脱へ(ニューズウィーク日本版 2020年1月24日)
- ^ 地球帰還後の「はやぶさ2」は2031年に小惑星1998 KY26へ(アストロアーツ 2020年9月15日)
- ^ ジョー・バイデン氏が第46代アメリカ大統領に就任 BBCニュース (2021年1月21日) 2021年1月21日閲覧。
- ^ “ハイチ大統領暗殺される モイーズ氏、首都の私邸で銃撃受け”. 毎日新聞. (2021年7月7日). https://mainichi.jp/articles/20210707/k00/00m/030/284000c.amp 2021年7月8日閲覧。
- ^ “ハイチで大統領暗殺 暫定首相は非常事態を宣言”. 日本経済新聞. (2021年7月8日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN07EQA0X00C21A7000000/ 2021年7月8日閲覧。
- ^ 東京五輪・パラ、「1年程度」の延期決定 「東京2020」の名称は維持 BBC NEWS (2020年3月24日)
- ^ 米軍アフガニスタン撤退完了 米最長20年の戦争終結もなお米国人100人残留、協力者ら含めると6万人 東京新聞 (2021年8月31日)
- ^ “トンガ大規模噴火 日本の津波注意報はすべて解除”. NHK (2022年1月16日). 2022年1月16日閲覧。
- ^ “トンガ沖海底噴火、世界でも津波観測 NZが現地支援へ”. 日本経済新聞. 2022年1月16日閲覧。
- ^ “新型コロナ感染確認 世界全体で5億人を超える”. NHKニュース (2022年4月13日). 2022年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月13日閲覧。
- ^ “世界のコロナ感染者数が累計5億人超す…2か月で1億人増、収束見通せず”. 読売新聞オンライン (2022年4月13日). 2022年4月13日閲覧。
- ^ “世界最高齢の田中カ子さん死去 119歳、国内歴代も更新―福岡:時事ドットコム”. 時事通信社 (2022年4月25日). 2022年4月25日閲覧。
- ^ “マクロン氏再選 ルペン氏と再対決、差縮まる―仏大統領選:時事ドットコム”. 時事通信社 (2022年4月25日). 2022年4月25日閲覧。
- ^ 世界人口は今年11月に80億人に:国連が「世界人口推計2022年版」を発表(国連人口基金駐日事務所 2022年7月12日、2022年8月7日閲覧)
- ^ “人口14・1億人のインド、来年には中国を上回り世界最多に…国連推計”. 読売新聞オンライン (2022年7月12日). 2022年7月22日閲覧。
- ^ “NASAが月試料収集プロジェクトに日本のiSpaceなど4社を選抜、宇宙鉱業のパイオニア育成を目指す”. TechCrunch Japan (2020年12月4日). 2020年12月5日閲覧。
- ^ 月着陸船と月面車を開発、民間プログラム『HAKUTO-R』の進捗は順調(レスポンス 2022年1月26日)
- ^ 太陽活動の第25周期がスタート(アストロピクス 2020年9月16日)
- ^ “NASA、有人月面着陸計画「アルテミス」のスケジュール発表”. AFBニュース. AFBニュース (2019年5月24日). 2019年5月24日閲覧。
- ^ NASA「アルテミス計画」有人月面着陸は2025年以降に、新型コロナや訴訟も影響 - sorae (2021年11月13日)
- ^ "Approved! Council gives project green light to proceed". ITER & Beyond. 2016年10月15日閲覧。
- ^ 国際園芸博覧会 - 横浜市
- ^ “新型コロナのmRNAワクチン 知られざる30年の開発史 日経サイエンス”. 日本経済新聞 (2021年9月24日). 2024年7月23日閲覧。
- ^ Mullin, Emily (2023年11月18日). “CRISPRによる“ゲノム編集治療”が英国で承認、医療の進歩における歴史的な出来事になる”. WIRED.jp. 2024年7月23日閲覧。
- ^ “ガートナー「2026年までに25%の人々が1日1時間以上をメタバースで過ごす」”. TechCrunch Japan. 2022年2月15日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2021年9月7日). “トヨタ、全固体電池は特性を考えハイブリッド車から導入へ 2020年代前半に量産車投入で、電池関連の総投資額は1.5兆円”. Car Watch. 2022年2月14日閲覧。
- ^ “BMW、全固体電池を市販EVに搭載へ…2020年代終わりまでに”. レスポンス(Response.jp). 2022年2月14日閲覧。
- ^ “Z世代に支持される「Y2Kファッション」の意味とは? | 大塚商会のERPナビ”. www.otsuka-shokai.co.jp. 2023年6月24日閲覧。
- ^ STORY - 『重鉄騎』公式サイト(R-18)。2018年2月3日閲覧。
- ^ 山田芳裕『度胸星 01』小学館、2009年、3-27,60-62,83-88,172-188,208,209頁。ISBN 978-4-09-193704-9。
- ^ 山田芳裕『度胸星 03』小学館、2010年、150頁。ISBN 978-4-09-193706-3。
- ^ スタニスワフ・レム『虚数』国書刊行会、1998年、139,144-149頁。ISBN 978-4-336-03593-6。
- ^ チャールズ・ストロス『アッチェレランド』早川書房、2009年、35-42,99,100,136-139,194,204,205頁。ISBN 978-4-15-209003-4。
- ^ 谷甲州『航空宇宙軍史 終わりなき索敵〔下〕』早川書房、1996年、345頁。ISBN 978-4-15-030570-3。
- ^ 谷甲州『航空宇宙軍史 仮装巡洋艦バシリスク』早川書房、1985年、12,13頁。ISBN 978-4-15-030200-9。
- ^ 原作:LINK、漫画:宵野コタロー『終末のハーレム 10』集英社、2020年、61頁。ISBN 978-4-08-882188-7。
関連項目
外部リンク
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