1984年のNBAドラフト

1984年のNBAドラフト
概要
開催日 June 19, 1984
会場マディソン・スクエア・ガーデン
ニューヨーク市
中継(米)USA Network
1位指名選手アキーム・オラジュワン1[›], Houston Rockets
NBAドラフト

1984年のNBAドラフトは、1984年度のNBAドラフト。1984年6月19日アメリカ合衆国で開催された。10巡まで228人が指名された。現在でも "史上最高のNBAドラフト" の呼び名の高いドラフト会議である。

概観

1984年のNBAドラフト史上最高の当たり年と呼ばれており、この年のドラフトで指名されたアキーム・オラジュワン[1]マイケル・ジョーダンチャールズ・バークレージョン・ストックトン[2]の4人が、その後NBAの偉大な50人に選ばれている[3]。前述の4人合計で7回MVPに、また延べ23人がオールNBAファーストチームに、延べ45人がNBAオールスターゲームに選出された。

オーティス・ソープケビン・ウィリスマイケル・ケイジサム・パーキンスアルヴィン・ロバートソンなど、多くのスタープレイヤーもこの年に指名されている。また、陸上競技のスーパースターであるカール・ルイスシカゴ・ブルズから全体208位で指名されたのもこの年である。(ルイスは、NFLのドラフトでも指名されたが、どちらのチームにも加入はしなかった。)

ドラフト指名

PG ポイントガード SG シューティングガード SF スモールフォワード PF パワーフォワード C センター
* バスケットボール殿堂入り
^ 現役プレーヤー
S NBAオールスター
A オールNBAチーム
R NBAオールルーキーチーム
D NBAオールディフェンシブチーム
C NBAチャンピオン
F ファイナルMVP
# NBAでのプレー経験なし
M シーズンMVP

1巡目

指名順 選手名 経歴 国籍 指名チーム 出身校など
1 アキーム・オラジュワン (C)  *  S  A  R  D  C  F  M  ナイジェリアの旗 ナイジェリア ヒューストン・ロケッツ ヒューストン
2 サム・ブーイ (C)  R  アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ポートランド・トレイルブレイザーズ(元はインディアナの指名権) ケンタッキー
3 マイケル・ジョーダン (SF/SG)  *  S  A  R  D  C  F  M  アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 シカゴ・ブルズ ノースカロライナ
4 サム・パーキンス (PF/C) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ダラス・マーベリックス(元はクリーブランドの指名権) ノースカロライナ
5 チャールズ・バークレー (PF)  *  S  A  R  M  アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(元はロサンゼルス・クリッパーズの指名権) オーバーン
6 メルビン・ターピン (C) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ワシントン・ブレッツ ケンタッキー
7 アルヴィン・ロバートソン (SG)  S  A  アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 サンアントニオ・スパーズ アーカンソー
8 ランカスター・ゴードン (SG) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ロサンゼルス・クリッパーズ(元はゴールデンステートの指名権) ルイビル
9 オーティス・ソープ (PF)  S  アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カンザスシティ・キングス プロヴィデンス
10 レオン・ウッド (SG) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(元はデンバーの指名権) カリフォルニア州立
11 ケビン・ウィリス (PF/C)  S  A  アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 アトランタ・ホークス ミシガン州立
12 ティム・マコーミック アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 クリーブランド・キャバリアーズ (*) ミシガン
13 ジェイ・ハンフリーズ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 フェニックス・サンズ コロラド
14 マイケル・ケイジ (PF) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ロサンゼルス・クリッパーズ(元はシアトルの指名権) サンディエゴ州立
15 テレンス・スタンズベリー (SG) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ダラス・マーベリックス テンプル
16 ジョン・ストックトン (PG)  *  S  A  D  アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ユタ・ジャズ ゴンザガ
17 ジェフ・ターナー (PF) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニュージャージー・ネッツ ヴァンダービルト
18 バーン・フレミング (SF/SG) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 インディアナ・ペイサーズ(元はニューヨークの指名権) ジョージア
19 バーナード・トンプソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ポートランド・トレイルブレイザーズ カリフォルニア州立
20 トニー・キャンベル アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 デトロイト・ピストンズ オハイオ州立
21 ケニー・フィールズ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ミルウォーキー・バックス UCLA
22 トム・セウェル アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ ラマー
23 アール・ジョーンズ (C) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ロサンゼルス・レイカーズ コロンビア特別区
24 マイケル・ヤング (PF) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ボストン・セルティックス ヒューストン

(*) compensation for draft choices traded away by テッド・ステピエン

1巡目指名以外の主な選手

指名順 選手名 経歴 国籍 指名チーム 出身校など
27 ロン・アンダーソン (SG/SF) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 クリーブランド・キャバリアーズ フレズノ州立
46 ジェローム・カーシー (SF) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ポートランド・トレイルブレイザーズ(元はロサンゼルス・レイカーズの指名権) ロングウッド
70 リック・カーライル (PG) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ボストン・セルティックス ヴァージニア
131 オスカー・シュミット (SF/PF)  *  ブラジルの旗 ブラジル ニュージャージー・ネッツ カゼルタ(セリエA)
208 カール・ルイス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 シカゴ・ブルズ ヒューストン

脚注

  1. ^ Goldaper, Sam (June 20, 1984). “Olajuwon Is No.1 Pick in College Draft”. The New York Times. The New York Times Company. February 22, 2010閲覧。
  2. ^ Naismith Memorial Basketball Hall of Fame Inductees”. basketball-reference.com. Sports Reference LLC. February 23, 2010閲覧。
  3. ^ The NBA's 50 Greatest Players”. NBA.com. Turner Sports Interactive, Inc. 2010年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年2月23日閲覧。

外部リンク

Strategi Solo vs Squad di Free Fire: Cara Menang Mudah!