『青春鉄道』(あおはるてつどう)とは青春による日本の漫画作品である。鉄道擬人化を題材としている。
2006年3月18日の東武鉄道ダイヤ改正に端を発して同人作品が発表され、後にメディアファクトリーより同人作品のよりぬきに書き下ろしを加えて単行本化[1]。同社『コミックフラッパー』にて2009年11月号から2011年9月号まで連載[2][3]。その後、同社『月刊コミックジーン』に移籍し、2011年10月号から2014年4月号まで連載[3][4]。その後、ウェブコミックマガジン『ComicWalker』に移籍し、『青春鉄道(株)』と改称して2014年4月から月二回で連載開始[5]。2018年9月17日には、同サイトの「COMIC BRIDGE」レーベルに移籍[6]。現在も同人と商業の両方で連載されている[7]。連載で登場した路線は2020年9月末時点で133路線。
作品中では車両の擬人化ではなく、鉄道路線の擬人化が行われている。そのため、「架線が弱い」「ダイヤが乱れる」「振り替えを頼む」などの発言が多々みられる。
実在交通事業者名が登場するが、公式許諾されているかは明言されていない。 西武鉄道のみ、公式コラボの実績がある。[8]
作品中にはJR各社の新幹線とJR東日本・JR西日本の在来線、東武鉄道、西武鉄道、東京急行電鉄、小田急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)、都営地下鉄、他私鉄・第三セクターの路線が登場する。
ここではあくまで漫画に登場するキャラクターについて記述する。モデルとなっている各路線についてはリンク先を参照。
記載されている漫画に登場するキャラクターのデータについては、「青春画集~青春鉄道キャラクターブック&イラスト集~[9]」を参照にしている。
襟、前合わせ、袖口に白い縁取りの入った各ラインカラーの詰襟を着用している。スラックスも同色で裾は折り返し。登場回数が少ない路線がある。新幹線を上官とする。
他地域の在来と同じ制服だが、縁取りが赤くなっている。
袖口のカフスおよび前身ごろに金色のラインの入った濃い緑色の制服を着用し、白い手袋をはめている。JR在来線達の「上官」。九州新幹線以外の路線が一堂に会する部屋の他、東海道新幹線や山陽新幹線は各々のターミナル駅(名古屋駅、新大阪駅)にも部屋を持つ。
各新幹線の女性擬人化も存在する。女体化ではなく男性陣とは別個のキャラクターである。
色違いのツナギを着用し、左腕に路線名を記した腕章を巻いている。他の会社に比べて貧乏で、おせちすら満足に用意できない。また、なぜか身長が低い。
白い縁取りの入ったブルーのコートを着用している。そろって愛社精神が過剰で堤康次郎を「会長」と呼び神のごとく崇拝している。JR線のことを「国鉄」と称したり東京地下鉄のことを「営団」と称したりしている。他社路線を見下している節があるがそのこともあってか副都心線からは逆に見下されている。
スーツ(夏は半袖のスーツを着用)とラインカラーのネクタイを着用しそろって眼鏡をかけている。登場回数が少ないため詳しい性格はあまり明らかになっていない。
制服はグレーのスーツ。ボタンがないタイプでジャケットの襟から前合わせにかけての縁取りが各線個別の色になっている。三人そろっての登場が多い。
白いワイシャツと黒のスラックス、各ラインカラーのネクタイを着用している。元帝都高速度交通営団(営団地下鉄)であるため、営団と呼ばれることが多い。愛称である「東京メトロ」と呼ぶ場合が多いが、正式名称が「東京地下鉄」なため、ここでは以後、「東京地下鉄」とする。
襟と胸の切り替え、袖がラインカラーのシャツを着用している。最近は東京地下鉄側に合併話を持ちかけているが、最終的には銀座線に追い出されている。
メディアファクトリー及びKADOKAWAより刊行[10]。
メディアファクトリーより、2010年2月24日に発売[11]。
新幹線を集めた「高速鉄道編」。 メディアファクトリーより、2010年12月22日に発売[12]。
山手線を一周する「山手線観光with青春鉄道」。 コミックフラッパー2011年9月号と月刊コミックジーン2011年9月号の付録[13][14]。
第2巻特装便に付属したDVDに収録[15]。
(初演)
(SS)
(Live)
(KS)
~地下の中心で愛をさけんだMétro~