滝川 英治(たきがわ えいじ、1979年3月24日 - )は、日本の絵本作家。元俳優でもある。広島県生まれ、大阪府枚方市出身。身長186cm、体重79kg。血液型A型。B98cm・W82cm・H96cm・S28.5cm[1]。甲南大学法学部卒業。
所属事務所はプランニングメイ、松竹エンタテインメント(2008年4月 - 2011年6月30日)、ワイズクリエーション(2011年7月11日 - 2012年)と数度変遷。2017年9月現在はえりオフィスに所属している。姉は目黒陽子[2]、滝川クリステルは従姉にあたる。
2002年から2007年3月の5年間にわたり、「ファイト・一発!」で知られる大正製薬『リポビタンD』の広告にケイン・コスギのパートナーとして起用されていた。
2008年、『仮面ライダーキバ』で力役を演じる。雑誌のインタビューによると、一度『仮面ライダーシリーズ』の仮面ライダーのオーディションを受けたが最終審査で落選、しかし翌年にプロデューサーから連絡があり、その審査での印象が残っており、レギュラー出演が決まった。
2017年9月15日、ドラマ『弱虫ペダル Season2』(BSスカパー!)の撮影中、自転車に乗っていて転倒、全身を強く打ち負傷した[3]。同月18日、脊髄損傷と診断されたことが発表された[4]。ドラマは予定通り放送されたが、10月に出演が予定されていた舞台「Live Musical『SHOW BY ROCK!!』-深淵のCrossAmbivalence-」は降板した[4]。
同年12月8日、事故後初めて本人の言葉によるブログ更新を行う[5]。当初は自らの状態について詳しく語ることをしていなかったが、2018年2月25日更新のブログにおいて、脊髄損傷と闘うため、ケガ、後遺症、リハビリについて公表していくことを明らかにした[6][7]。事故直後は首から下が全く動かない状態で、その後も血圧低下、めまい、頭痛、高熱などの後遺症に苦しめられ、精神的にも「999年分泣いた」というほどの状態に追い込まれたものの、1か月ほど後から左親指が微かに動きだし、左腕は徐々に動かせる範囲が大きくなり、右腕も2017年末ごろから感覚が戻り始め、2018年3月3日のブログ更新の時点では5本の指の感覚まで回復した。しかし指はまだ動かせず、この時のブログも口を使って書いていることを明らかにしている[8][9]。5月3日、約1か月ぶりに更新したブログにおいてタイトルとタイトル画を一新。同年の元日にマジックペンを口にくわえて書いた「感謝」の文字をタイトルに使用した[10][11]。
2018年10月18日、本人のブログにて退院したことを発表[12]。10月20日放送のドキュメンタリー番組『それでも、前へ』(BSスカパー!)に自ら取材を依頼して出演。心境、苦悩や葛藤などを語った[13]。
2019年1月25日スタートの『PARA SPORTS NEWS アスリートプライド』(BSスカパー!)でMCを務め、仕事復帰[14]。
同年8月に検査入院[15]。10月16日、退院を報告した[16]。
2019年12月20日、エッセイ集『歩』(主婦と生活社)を刊行[17]。2020年1月11日、同著の発売記念お渡し会を開催[18]。この日、俳優引退を決意[19][20]。
2021年8月20日、絵本『ボッチャの大きなりんごの木』(朝日新聞出版)を刊行[21]。
2021年8月24日、2020年東京パラリンピックの開会式の空港をテーマとした演目において、管制塔のクルー役として映像にて出演した[22]。
2022年4月27日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日)に出演[23]。
2023年12月 - 2024年1月、イラスト作品展「口火」を開催(2023年12月16日 - 24日、横浜市港北区「障害者スポーツ文化センター横浜ラポール」 / 2024年1月13日 - 21日、同市都筑区「港北 TOKYU S.C.」)[24]。
趣味は音楽・映画鑑賞・将棋・料理・バスケットボール・スポーツなど。特技はスキー・ビリヤード。語学力は英検2級。全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会 (NESTA) 公認パーソナルトレーナーの資格を持つ。
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