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緒方 理貢(おがた りく、1998年9月22日 - )は、宮崎県東諸県郡国富町出身[2]のプロ野球選手(外野手、内野手)。右投左打。福岡ソフトバンクホークス所属。
小学生から「宮崎西部ボーイズ」で野球を始め[3]、国富町立本庄中学校時代には全国大会に出場した[2]。
高校は京都市右京区の京都外大西高等学校に進学。1年生の夏から左翼手のスタメンとして出場する[4]。3年生の夏の第98回全国高等学校野球選手権京都大会4回戦では、「3番・遊撃手」として出場し、2安打1打点を挙げるも京都文教高等学校に7対8で敗れ、甲子園出場はならなかった[5]。
大学は駒澤大学に進学。1年生の秋から外野手でレギュラーを獲得[3]。2017年、駒澤大学は東都大学野球連盟の2部リーグに降格していたが、秋季リーグで打率3割以上を記録してチームの1部リーグ昇格に貢献する[3]。同期に若林楽人、前田研輝がいる[6]。
2020年10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議にて、福岡ソフトバンクホークスから育成ドラフト5巡目指名され[2]、11月26日、支度金300万円、年俸400万円(金額は推定)で契約に合意した[7]。背番号は127[8]。
2021年、二軍公式戦での出場は無く、三軍では30試合に出場し、打率.190、9盗塁、5打点の成績を残す[9]。
2022年シーズンは二軍で17盗塁を記録し、ウエスタン・リーグの盗塁王のタイトルを獲得[10]。
2023年、二軍公式戦では50試合の出場で打率.140と前年の成績を下回る。みやざきフェニックス・リーグでは、4試合連続で複数安打を記録するなど、14試合で打率.442と好調だった[11]。
2024年からは、守備位置の登録が内野手から外野手へ変更された[12]。オープン戦では打率5割を超えるなど好調で、3月19日に川村友斗、仲田慶介とともに支配下選手契約を結んだ[13][注 1]。背番号は57[16]、推定年俸は700万円となった[17]。3人揃って開幕一軍登録された[18]。最後まで一軍に帯同、86試合に出場し、打率173、4打点、主に代走、守備固めで、内外野を守れるユーティリティープレイヤーとしてリーグ優勝に貢献した[19]。11月27日に600万円増となる推定年俸1300万円で契約を更改した[20]。
走攻守のバランスが良く、内野・外野を守れるユーティリティープレイヤー[3]。目標とする選手は周東佑京で[21]、プロ入り後は「周東にも劣らない俊足の持ち主」とも評されている[22]。三振の多さが課題となっていたが、2024年のオープン戦からコンパクトなスイングを心掛けたことで減少し、打撃力も向上した[23]。
自身と同時に支配下登録された元育成選手である川村友斗、仲田慶介とのトリオは「育成三銃士」と呼ばれていた[24]。