第5回参議院議員通常選挙(だい5かいさんぎいんぎいんつうじょうせんきょ)は、1959年(昭和34年)6月2日に日本で行われた国会(参議院)議員の選挙である。
概説
参議院議員通常選挙の選挙期日が日曜日以外に設けられたのは、今回が最後である[注釈 1]。
選挙データ
内閣
公示日
投票日
改選数
- 127議席(うち2は補充のため、任期3年)
- 地方区:75議席
- 全国区:52議席(うち2議席は補充のため、任期3年)
選挙制度
- 地方区
- 小選挙区制:改選数25議席
- 中選挙区制:改選数50議席
- 4人区(改選2名、単記投票):15選挙区
- 6人区(改選3名、単記投票):4選挙区
- 8人区(改選4名、単記投票):2選挙区
- 全国区
- 大選挙区制:改選数52議席(うち2議席は補充のため、任期3年)
有権者と候補者
- 秘密投票
- 20歳以上の男女
- 有権者[1]:53,516,473名
- 男性:25,610,974名
- 女性:27,905,499名
- 立候補者[1]:330名
主な争点
選挙結果
投票率
- 地方区:58.75%(投票者数:31,439,753名)
- 全国区:58.74%(投票者数:31,436,664名)
[1]
議席数
党派別得票と議席数[2]
党派
|
地方区
|
全国区
|
議席 合計
|
得票
|
比率
|
議席
|
得票
|
比率
|
議席
|
自由民主党
|
15,667,022
|
52.0%
|
49
|
12,120,598
|
41.2%
|
22
|
71
|
日本社会党
|
10,265,394
|
34.1%
|
21
|
7,794,754
|
26.5%
|
17
|
38
|
日本共産党
|
999,255
|
|
0
|
551,196
|
1.9%
|
1
|
1
|
緑風会
|
731,383
|
2.4%
|
2
|
2,382,703
|
8.1%
|
4
|
6
|
中小企業政治連盟
|
|
|
|
598,519
|
2.0%
|
1
|
1
|
その他の党派
|
155,189
|
|
0
|
154,743
|
|
0
|
0
|
無所属
|
2,311,112
|
7.7%
|
3
|
5,817,187
|
19.8%
|
7
|
10
|
合計
|
30,129,355
|
|
75
|
29,420,419
|
|
52
|
127
|
政党・政治団体
自由民主党
日本社会党
緑風会
創価学会系無所属
日本共産党
議員
この選挙で選挙区当選
自民党 社会党 緑風会 無所属 創価学会系無所属
この選挙で全国区当選
自民党 社会党 緑風会 共産党 中小企業政治連盟 無所属 創価学会系無所属
補欠当選
この選挙で初当選
- 計51名
※初当選者のうち、衆議院議員経験者には「※」、貴族院議員経験者には「△」の表示がある。
- 自由民主党
- 28名
- 日本社会党
- 14名
- 無所属
- 3名
- 創価学会系無所属
- 6名
この選挙で返り咲き
- 計5名
- 自由民主党
- 2名
- 日本社会党
- 2名
- 日本共産党
- 1名
この選挙で引退・不出馬
- 計25名
- 自由民主党
- 15名
- 日本社会党
- 3名
- 緑風会
- 5名
- 第十七控室
- 1名
- 無所属クラブ
- 1名
この選挙で落選
- 計21名
- 自由民主党
- 11名
- 日本社会党
- 5名
- 緑風会
- 3名
- 無所属
- 2名
脚注
注釈
- ^ 第5回までの通常選挙のうち、第3回を金曜日に、第5回を火曜日にそれぞれ実施。その他の選挙期日は日曜日。
出典
参考文献
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 佐藤令 (2005年12月). “戦後の補欠選挙” (PDF). 国立国会図書館. 2016年5月26日閲覧。
関連項目
外部リンク
日本の国政選挙・国民投票 |
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- 合:合併選挙(参議院議員通常選挙と合併した補欠選挙)が実施された年
- 再:再選挙が実施された年
- 未:補欠選挙が予定されたが、実施されたなかった年
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