琴弾公園(ことひきこうえん)は、香川県観音寺市にある香川県営の都市公園。瀬戸内海に面する有明浜と琴弾山一帯に位置する風致公園である[1]。開設面積38.6ha[1]。1897年(明治30年)12月1日開設[1]。設計は園芸師の小沢圭次郎。
国の名勝に指定されており(1936年(昭和11年)12月16日指定)[1]、瀬戸内海国立公園にも含まれている(1956年(昭和31年)5月1日指定)[1]。
琴弾山の山頂には琴弾八幡宮があり、西側の象ヶ鼻岩銭形展望台からは燧灘に浮かぶ伊吹島や、砂で造られた寛永通宝の銭形砂絵を眺めることができ、その景色は四国八十八景68番に選定されている。琴弾山へは、ドライブウェイがあり、上り570 m、下り900 mで、展望台付近に山上駐車場がある[2]。このドライブウェイは、1953年(昭和28年)に香川県で国体が開催されたさいに、観音寺市内で自転車競技が行われた記念に設置されたものである[2]。
琴弾山々麓には四国八十八箇所第68番札所である神恵院、第69番観音寺や、連歌師・山崎宗鑑の日本最古の俳跡といわれる一夜庵や、根上がり松などがある。
日本の白砂青松100選(1987年1月10日選定)、日本さくら名所100選(1990年4月6日選定)に選ばれている[1]。
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