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浜頓別町(はまとんべつちょう)は、北海道宗谷総合振興局中部に位置する町。町内にあるクッチャロ湖は、ラムサール条約の保護区に指定されており、日本最大のコハクチョウの飛来地である[1]。
もともと頓別川の河口付近が河川名から「頓別」と呼ばれていたが、その後内陸側にも人が入るようになり「頓別」は頓別川流域を表す大地名となっていた。1916年(大正5年)に枝幸村(→枝幸町)から「大字頓別村(現在の浜頓別町域・中頓別町域)」を分村するにあたって、大字名をそのまま使い、頓別村と命名された[2][3]。
その後、1918年(大正7年)に現市街に設置された鉄道駅が、「頓別川がオホーツク海にそそぐ附近にある」ためとして浜頓別駅と命名されたが[4]、現市街付近にだんだんと市街が移り、1951年(昭和26年)の町制施行[5]に当たって「浜頓別町」と命名された[2][3]。
宗谷総合振興局の東部に位置する。 東岸はオホーツク海に面し、湿原が広がる。町西部・南部は山岳が広がる。
浜頓別町の気候は、毎年冬になると流氷が接岸するが、海洋性気候のため気温が-20℃を下回ることは珍しい。夏は概して涼しく、最高気温が25℃を超えることは少ない。風は年間を通じて東北東の風が多く、早春と秋には南西の風が多くなり、沿岸特有の季節風が他の地域と比べると強い。積雪は毎年11月下旬から始まり、市街地で最深1~1.5mの積雪となり、風が強く吹雪がしばしば発生する。融雪期は3月下旬である[6]。
浜頓別のアメダスは1976年4月から統計を開始した。最高気温の極値は33.6℃(1989年7月27日)。最低気温の極値は-27.4℃(1984年1月30日)。平年値で冬日の年間日数は155.4日、真冬日82.9日、夏日23.6日、真夏日1.5日、熱帯夜0.1日。熱帯夜は過去に最低気温25.3℃を2回記録したことがある(2010年8月6日、1994年8月7日)。猛暑日を観測したことはない。
降水量は7月から11月にかけて多い。10月から2月にかけては雪または雨の降る日が多く、日照時間が11月から2月にかけて少ない。最大風速の極値は17.0m/s(風向:西南西、1979年4月19日)、最大瞬間風速の極値は30.7m/s(風向:南南西、2015年10月2日、2008年10月統計開始)。
[10]
基金の状況
定員管理の適正度(平成29年度)
健全化判断比率
資金不足比率
※ 平成21年度に実質公債費比率が24.5%となり、財政健全化団体となった[12]。
酪農と漁業が盛ん。
町内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR北海道宗谷本線の南稚内駅あるいは音威子府駅。
太字斜体は、振興局所在地。