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川原 新治(かわはら しんじ、1962年2月5日 - )は、大阪府大阪市鶴見区[1]出身の元プロ野球選手(投手)。
太成高から大阪商業大学へ進学。関西六大学野球リーグでは、同期の清川栄治との二本柱で1982年春季リーグから3連覇を果たす。同年春季から秋季リーグにかけ、現在でもリーグ記録である7試合連続完封勝利と77イニング連続無失点を記録した[1]。同年の明治神宮大会は決勝で東海大に2-3で惜敗するが準優勝と健闘。翌1983年秋季リーグでは、リーグ再編後初のノーヒットノーランを達成した。3季連続で最優秀選手に選ばれ、4年春はベストナイン。リーグ通算48試合に登板し23勝8敗、防御率0.97。
1983年のプロ野球ドラフト会議で阪神タイガースから4位指名を受け入団[1]。
1984年9月に一軍初勝利をあげ、ウエスタンリーグでも6勝5敗、防御率2.14と実績を積む。
1985年には抑え投手にと期待されていたが、今ひとつ球威が足りずあまり活躍できなかった。同年7月のヤクルト戦で初の先発に起用される。
1987年限りで現役を引退。
アンダースローの技巧派で球速はないが、切れの良いカーブ、シュート、シンカーを武器にしていた。
引退後は、1988年から2008年まで阪神で打撃投手を務めた(1989年のみ二軍コーチ兼任)。
2022年4月2日、大阪商業大学の始球式に登板した[2]。