岐阜メモリアルセンター長良川競技場(ぎふメモリアルセンターながらがわきょうぎじょう、英: Gifu Memorial Center Nagaragawa Stadium)は、岐阜県岐阜市の岐阜メモリアルセンター内にある陸上競技場兼球技場。施設は岐阜県が所有し、公益財団法人岐阜県スポーツ協会が指定管理者として運営管理を行っている[1]。
日本陸上競技連盟第1種公認陸上競技場で、グラウンド面積は20,867m2。トラック・アウトフィールド(全周400m×9コース、直線路150m)は全天候型ウレタン樹脂舗装、インフィールド( 69m×105m)は天然芝。グラウンド面積13,925m2でナイター設備完備の補助競技場(日本陸上競技連盟公認第3種競技場)を有する。
照明設備はメインスタンド屋根と、バックスタンド側に照明塔2基(500ルクス)を備える。大型映像装置は北側サイドスタンド上部にオーロラビジョン(縦 6.8m × 幅 19.2m)を有する。
収容人員は26,109人[2] で、サイドスタンド上部のみ芝生席のためJリーグ開催時の収容可能人員は16,300人となっている[3]。2015年度までは約31,000人(メインスタンド 8,000人、サイドスタンド 9,540人、バックスタンド13,460人)だったものの、バックスタンド上部が芝生席であったためJリーグ開催時の収容可能人員は13,896人(メイン6,620人・バックスタンド6,480人)とされており、2014年9月に審査結果が公表された2015年クラブライセンスについて、座席の実勢収容人員がJ1加入に必要な15,000人を満たしておらず、トイレ等の不備もあったことから、FC岐阜に対してはJ2ライセンスのみの取得となった[4]。これを受け、岐阜県知事の古田肇は2014年10月1日に行われた岐阜県議会一般質問において競技場の改修を表明[5]。2015年9月からバックスタンドを一時閉鎖[6] の上、座席を全面椅子席とした上でトイレの改修も実施し、2016年2月に完了し、2016年はJ1ライセンスが交付された。