妙法華寺(みょうほっけじ)は、静岡県三島市玉沢にある、日蓮宗の本山(由緒寺院)。山号は経王山。塔頭が一院ある(桜岡山覚林院)。
新潟村田の妙法寺と共に日昭門流の本山で両寺は左右牛角の霊地と呼ばれている。現住は65世小池日恩貫首(下田市了仙寺より晋山)。境師玉澤法縁(清和会)縁頭寺。
1284年(弘安7年)、日蓮の弟子日昭は風間信昭の帰依を受け、鎌倉浜土の玉沢(現鎌倉市材木座)に法華堂を建立した。1538年(天文7年)戦乱により、越後村田(現新潟県長岡市村田)の妙法寺に避難。さらに1594年(文禄3年)戦乱により、伊豆加殿(現静岡県伊豆市)の妙国寺に避難した。村田妙法寺は風間信昭開基の寺院であり、加殿妙国寺は日昭門流の寺院である。
その後、15代日産の時、1621年(元和7年)に大木沢(現在地)に移転し、日産、日達、日亮の3代に渡り再建された。大木沢は妙法華寺創建の地名をとって玉沢と改称された。1625年(寛永2年)には玉沢全地が徳川秀忠の朱印地として寄進され、下乗札が立てられた。徳川家康の側室養珠院(お万)や英勝院(お勝)らが寺の再興に力を尽くした。1630年(寛永7年)の身池対論には妙法華寺から日遵が臨んでいる。
1791年(寛政3年)火災により、鐘楼以外の伽藍を焼失するが、1793年(寛政5年)に再建された。現在の伽藍はその後の41世日桓等の再建によるものが多い。
日蓮宗は昭和16年に本末を解体したため、現在では、旧本山、旧末寺と呼びならわしている。
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