大分地方裁判所(おおいたちほうさいばんしょ)は、大分県大分市にある日本の地方裁判所の一つで、大分県を管轄している。略称は、大分地裁(おおいたちさい)。杵築、佐伯、竹田、中津、日田に支部を置いている。
大分地方裁判所には大分市に置かれている本庁のほか、杵築市、佐伯市、竹田市、中津市、日田市の5市に地方裁判所と家庭裁判所の支部を設置しているほか、前述の6箇所にくわえ別府市、臼杵市、豊後高田市の3箇所を加えた9箇所に簡易裁判所を設置している。また、大分、中津の2つの検察審査会も設置されている。
なお、西日本で唯一上級裁判所の管轄が複数に亘る地裁でもある。
歴史
所在地
管轄
本庁
杵築支部
佐伯支部
竹田支部
- 竹田市、豊後大野市(旧大野郡千歳村、犬飼町を除く)
中津支部
日田支部
※ただし、行政事件、杵築・佐伯・竹田の各支部の合議事件及び少年事件は本庁で、日田支部管内の合議事件及び少年事件は中津支部でそれぞれ取り扱う。
歴代所長
(カッコ内は在任期間と転任先)
- 古賀寛(2005年9月 - 2007年9月30日 熊本地方裁判所所長)
- 加藤誠(2008年10月31日 - 2010年10月 依願退官)
- 中谷雄二郎(2010年10月 - 2013年3月 大阪高等裁判所部総括判事)
- 田川直之(2013年3月 - 2014年5月 大阪高等裁判所部総括判事)
- 白石哲(2014年5月 - 2015年4月 福岡高等裁判所部総括判事)
脚注
- ^ わが国初の陪審法廷、大分地裁で開く『大阪毎日新聞』昭和3年10月24日夕刊(『昭和ニュース事典第1巻 昭和元年-昭和3年』本編p603 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ “大分地裁 “永久保存”裁判記録「保存期間の満了」理由に廃棄”. NHK (2023年5月19日). 2023年7月6日閲覧。
関連項目
外部リンク