大阪家庭裁判所(おおさかかていさいばんしょ)は、大阪府大阪市にある日本の家庭裁判所の一つで、大阪府を管轄している。略称は、大阪家裁(おおさかかさい)。堺、岸和田に支部を置いている。
概説
大阪家庭裁判所には大阪市中央区に置かれている本庁のほか、堺市および岸和田市に家庭裁判所と地方裁判所の支部を設置している。
所在地
- 地下鉄谷町線・中央線谷町四丁目駅下車。2番出口から徒歩150m。
- シティバス(101・102系統)馬場町下車。徒歩250m。
- 南海高野線堺東駅下車徒歩5分。
- 南海本線堺駅にて南海「堺シャトルバス」に乗換。堺市役所前下車すぐ。
- 南海本線春木駅下車。徒歩12分。
- 阪和線久米田駅・泉北高速鉄道和泉中央駅から南海ウイングバス(662・664系統岸和田駅前行き)利用。中央公園前下車。徒歩150m。
管轄
※ただし、岸和田支部管内の合議事件・少年事件は堺支部でそれぞれ取り扱う。
その他
16歳未満の子が国境を越えて不法に日本へ連れ去られた場合などにおける子の返還に関する紛争事件を本庁が専属で取り扱う。(子の住所地が京都、滋賀、奈良、和歌山の各府県以西にある場合)
職員による事件
2018年(平成30年)、大阪家庭裁判所に所属する家庭裁判所調査官が、調査を担当した未成年男性のプライバシーを侵害する論文を執筆していたことが発覚した。一審・東京地方裁判所は男性側の請求を棄却したが、二審・東京高等裁判所は、裁判所の責任を認め、国に30万円の賠償責任があると結論づけた[1]。
歴代所長
任期の後ろは後職
脚注
外部リンク