福井地方裁判所(ふくいちほうさいばんしょ)は、福井県福井市にある日本の地方裁判所の一つで、福井県を管轄している。略称は、福井地裁(ふくいちさい)。武生、敦賀に支部を置いている。
福井県を管轄しており、福井地方裁判所には福井市に置かれている本庁のほか、武生(越前市)、敦賀市の2市に地方裁判所と家庭裁判所の支部を設置しているほか、前述の3箇所にくわえ大野市、小浜市の2箇所を加えた5箇所に簡易裁判所を設置している。また、本庁には検察審査会も設置されている。
福井地方裁判所は、先々代の本庁舎は1945年7月に福井空襲により焼失し、先代本庁舎は竣工間もない1948年6月の福井地震により倒壊した。現在の庁舎はそれら戦災、地震と相次いだ惨禍からの福井市復興のシンボルとして国内屈指の規模の堅牢なる庁舎建築として建設されたものである。当建築は戦後の裁判所庁舎建築のはじまりとされ、機能面においても当時代最も斬新な裁判所庁舎であるという評価を得ている。
本庁
武生支部
敦賀支部
※ただし、行政事件、各支部の合議事件、執行事件(不動産競売、債権、財産開示)、少年事件は本庁でそれぞれ取り扱う。
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