勅願寺(ちょくがんじ)は、時の天皇・上皇の発願により、国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のことで、寺格の一つ。
実際には、寺が創建されてから、勅許によって「勅願寺になった」寺も数多い。また勅願寺になれば寺領が得られることもあり、戦国時代頃からは寺の側から働きかけて勅許をもらうという例もあった。
明治時代初期まで勅願寺の指定が行われていたが、神仏分離令によって指定が廃止された。
主要な勅願寺
脚注
- ^ 長野県佐久市教育委員会『北佐久口碑伝説集 北佐久編 限定復刻版』1978年11月15日、75頁。
- ^ 『佐久市志民俗編上』全1706頁発行者長野県佐久市
- ^ 一宮神社の東南隣(天正の陣により廃寺)
関連項目