二木 てるみ(にき てるみ、本名;二木 輝美〈にき てるみ〉、1949年〈昭和24年〉5月11日[2] - )は、日本の女優、声優。東京都世田谷区出身[1]。元夫は俳優の岩崎信忠。サンプロモーション所属。立教女学院短期大学客員教授。
鷗友学園女子高校卒業。
1953年、周囲に同年代の子供が少ない環境を心配した両親によって劇団若草に入団。父親が若草で事務の仕事をしていたこともあり、劇団の活動は学生時代で辞めたが、1973年に結婚する直前までマネジメントは若草に委託していた[4]。
その後、フリーランス期間を経て[4]、オフィス・ノーメルに所属していた[5]
1954年、3歳の時に黒澤明の監督映画『七人の侍』でデビュー。1955年、久松静児の監督映画『警察日記』で主人公に引き取られる捨て子を演じて以来、子役として活躍。テレビドラマは黎明期から出演している。
1965年の『赤ひげ』での出演でブルーリボン賞の助演女優賞を当時史上最年少である16歳で受賞した。
1970年代には声優としても活躍し、『ラ・セーヌの星』や『ゴワッパー5 ゴーダム』で主人公を演じた。田淵幸一選手をモデルにしたアニメ映画『がんばれ!!タブチくん!!』でもミヨコ夫人を演じた。また、『ルパン三世(TV第2シリーズ)』の第101話においては、放送100回記念として友情出演した『ベルサイユのばら』のヒロインであるオスカルの声を演じている。
声種はメゾソプラノ[5]。
趣味はドライブ ガーデニング、自然石(パワーストーン)[2]。特技は中国語、鎌倉彫[2]。
資格は華道(安達式押花指導者)、普通自動車免許[2]。
括弧内は作品年度を示す、授賞式の年は翌年(2月)