『チープラブ』は、TBSテレビ系で1999年10月15日から12月17日まで毎週金曜日21時 - 21時54分の「TBS系金曜9時枠の連続ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。平均視聴率13.45%。
主演は反町隆史。
概要
中学の音楽教師とキャバクラのスカウトマンの恋愛を描いた作品。
主演の反町隆史は、TBS系列初主演である。主演の反町隆史とヒロインの鶴田真由が共演するのは、1994年の「関西セルラー」のCM以来の2度目である。
反町隆史がTBSのドラマに出演するのは、1995年のドラマ「未成年」以来4年ぶりである。
2000年に全5巻でVHS化されたものの、DVD化は実現していない。
2024年11月30日より、U-NEXTで配信スタート。
あらすじ
中学の音楽教師・琴塚七海(鶴田真由)は繰り返しの毎日に飽き飽きしていた。そんなある日、七海は街でキャバクラのスカウトマン・柳瀬純一(反町隆史)と出会う。最初は最悪な印象を抱いた二人だったが、何度か会ううちに、お互いに惹かれ合う。正反対の生活を送る二人が真実の愛を見つけるラブストーリー。
キャスト
柳瀬純一(やなせじゅんいち)(25→26):反町隆史
本作の主人公で、キャバクラのスカウトマン。スカウトマン歴7年。スカウトマンをやる前は焼き肉店でバイトしていた。樹理のことをファッションヘルスから逃してやるなど、情に熱い部分もある。高校を中退している。よく泡風呂に入っている。ヘビースモーカーである。ひょんなことから七海と出会い、付き合い始めたものの、七海には婚約者がいることが発覚し、別れた。その後七海が真鍋と破綻したため再度、七海と付き合い始める。[1](付き合い始めると同時に同棲もスタート。)
1年後
キャバクラのスカウトマンを辞め、スーパーの在庫運びの仕事をしている。七海と結婚し、幸せな結婚生活を送っていたものの、真鍋によって刺されて殺害される。最期は、ケーキの箱に血で”愛してる”と書いて亡くなった。七海が妊娠したことを知らずに亡くなっている。
琴塚(柳瀬)七海(ことずか(やなせ)ななみ)(29→30):鶴田真由
本作のヒロイン。中学の音楽教師をしている。(のちに退職。)繰り返しの毎日に飽き飽きしており、人生を変えたいと思っている。ひょんなことから純一と出会い、当初は純一に対し最悪な印象を持っていたが、だんだんと純一に惹かれていく。しかし、婚約者である真鍋がおり、苦悩したが、結局真鍋と別れ、純一と付き合い始めた。純一のことを”純一くん”と呼んでいる。
1年後
純一と結婚し、柳瀬七海となった。[2]その後、純一との子供を妊娠したものの(10週目)、妊娠した事実を伝えられないまま純一は亡くなった。その後、純平(じゅんぺい)という子供を出産している。
真鍋克明(まなべかつあき):沢村一樹
七海のお見合い相手で婚約者。市役所勤務。真面目だけが取り柄な男で話は面白くない。七海と婚約するも、純一を忘れられなくなった七海に別れを告げられ
純一と七海のストーカーとなる。
1年後
純一のことを、「復讐は美しい正義だ」と言って刺殺した。
加賀谷良(かがやりょう)(20→21):吉沢悠
純一の部下。純一と同居している。女好き。寝るときは、女の裸体の人形を持って浴槽の中で寝ている。とても明るい性格をしており、純一が命だと発言している。樹理のことが好き。2浪して大学に進学しているため、母親は大学を卒業してほしいと思っている。
1年後
チラシ配りのバイトをしている。純一のことをまだ”主任”と呼んでいる。(良曰く永遠に主任らしい)
樹理と結婚しており、樹理の妊娠が発覚する。(樹理は11週であった。)
青山(加賀谷)樹理(あおやま(かがや)じゅり)(20→21):黒坂真美
良がスカウトした女の子。ファッションヘルスで働くことを希望していたものの、出勤直前にロサンゼルスへ逃亡しようとした。その後、純一と良に空港で発見される。最終的には泣きじゃくり、純一は樹理のことをファッションヘルスから逃し、100万円の借金を追うこととなった。その後は、キャバクラで働いている。純一と良の家に勝手に押しかけ、同居することに。(自分の為に体を張ってくれたのが嬉しかったと発言。)純一のことが好きで、七海の学校へ「純一に近づくな」という忠告を出しに行っているものの、七海と純一が付き合い始めてからは、七海と仲良くしている。
1年後
良との子供を妊娠する(11週)。七海の子供と同い年であることを知って喜んでいた。
良と結婚し、加賀谷樹理となった。
加納あゆみ(かのうあゆみ):茂森あゆみ
七海の同僚教師。純一とは付き合ってはダメと七海に助言した。後に、純一が殺人犯に仕立て上げられたことで七海と絶縁した。
佐々木由紀(ささきゆき):長嶺尚子
純一と良が働くキャバクラの会計係。赤羽と恋仲で、ハワイに赤羽と高飛びしようとした。
琴塚滋子(ことずかしげこ):高林由紀子
七海の母親。七海の婚約相手の真鍋克明を気に入っている一方、純一のことが嫌いで、家に来た際、警察に通報した。
琴塚豊彦(ことずかとよひこ):井川比佐志
七海の父親。区役所勤務。七海に真鍋とのお見合いを勧めた。純一と付き合い始めた七海を勘当したが、滋子が警察を呼んだ際は、七海のことを助けた。[3]
赤羽哲也(あかばねてつや):内藤剛志
純一と良の上司。女は利用して、最終的には捨てるものだと考えている。純一に裏の仕事をさせている。中国マフィアを殺害し、その罪を純一に押し付けハワイに由紀と逃亡を図るが、最終的には純一とともに逮捕される。
テーマ曲
スタッフ
サブタイトル
各話 |
放送日 |
サブタイトル
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演出 |
視聴率
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第1話 |
1999年10月15日 |
あいつを抱いた夜
|
戸高正啓 |
13.6%
|
第2話 |
1999年10月22日 |
俺をダマした女 |
14.4%
|
第3話 |
1999年10月29日 |
破滅へのキス
|
松原浩 |
15.9%
|
第4話 |
1999年11月5日 |
裏切られた純情 |
13.1%
|
第5話 |
1999年11月12日 |
運命の一言
|
那須田淳 |
12.3%
|
第6話 |
1999年11月19日 |
裏切りの決断
|
戸高正啓 |
12.1%
|
第7話 |
1999年11月26日 |
運命の赤い糸
|
松原浩 |
12.9%
|
第8話 |
1999年12月3日 |
破滅への愛
|
内田誠 |
14.3%
|
第9話 |
1999年12月10日 |
ラスト・ラブ
|
那須田淳 |
11.7%
|
最終話 |
1999年12月17日 |
永遠の…
|
戸高正啓 |
14.2%
|
平均視聴率 13.45%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)
|
脚注
- ^ 第6話。
- ^ 病院で名前を呼ばれるシーンより。
- ^ 最終回
外部リンク
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1964年10月 - 1982年5月 (第1期) |
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1982年6月 - 同年9月 (金曜ミステリー劇場) |
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1985年10月 - 2001年9月 (第2期) |
1985年 - 1989年 |
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1990年 - 1994年 |
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1995年 - 1999年 |
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2000年 - 2001年 |
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参考・30分枠ドラマ 1961年 - 1972年 |
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関連項目 | |
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