ドゥルグ級コルベット(英語: Durg-class corvette)は、インド海軍のコルベットの艦級。ソ連海軍が運用していた1234型小型ミサイル艦(ナヌチュカ型)をもとにした派生型で、ソビエト連邦の設計番号としては1234E型、またNATOコードネームではナヌチュカII型(Nanuchka-II class)と称される[1][2][3]。
基本設計はオリジナルの1234型と同様だが、艦対艦ミサイルは、P-120からP-15Mにダウングレードされている。これに伴い、火器管制レーダーもMR-331「ラングアウト」(スクエア・タイ)に変更された[2][3]。
3隻が1976年から1978年にかけて輸入されたが、インド引渡までの間、便宜的にソ連海軍の名称が付された。全艦すでに退役済である。
同型艦
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艦名
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起工
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進水
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就役
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退役
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引渡前の名称
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K71
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ヴィジャイドゥルグ INS Vijaydurg
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1974年 5月31日
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1976年 4月16日
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1976年 12月25日
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2002年 9月30日
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Uragan
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K72
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シンドゥドゥルグ INS Sindhudurg
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1975年 1月22日
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1976年 10月2日
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1977年 5月29日
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2004年 9月24日
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Priboy
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K73
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ホスドゥルグ INS Hosdurg
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1975年 6月23日
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1977年 4月14日
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1978年 1月15日
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1999年 6月5日
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Priliv
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参考文献