カー・ニコバル級(Car Nicobar class)は、インド海軍の高速戦闘艇である。ガーデンリーチ造船所で建造されている。 本級は、海上における哨戒及び救助活動を行うのに費用対効果上優れたプラットホームになると見られている。 本級は、インド海軍では初のウォータージェット推進の艦艇である。1番艇カー・ニコバルと2番艇チェトラトは、インド東部方面隷下のチェンナイに拠点を置いている。
1番艇カー・ニコバルはカー・ニコバル島にちなんで命名された。同型艦もインドの島名にちなんで命名されている。
設計上の特徴
船体
船体は空調設備が完備され、モジュール化された宿泊設備を備え居住性が改善された。
機関
3基のMTU 16V 4000 M90ディーゼルエンジンと3基のハミルトンHM811ウォーター・ジェットユニットを結合し、8,160kW(1万1238馬力)の出力を発生させることが可能である。
兵装
艦首にCRN-91砲塔を装備している。CRN-91は、(2A42 30mm砲塔メダクの海軍派生型)はバラト・エレクトロニクス社(BEL)により生産、火器管制装置によって制御されている。 他に、12.7mm重機関銃を2基装備している。
同型艦
脚注
外部リンク
動画
画像