トラビス・ウェイド・スワガティ・ジュニア(Travis Wade Swaggerty Jr., 1997年8月19日 - )は、 アメリカ合衆国ルイジアナ州セントタマニー郡コビントン(英語版)出身のプロ野球選手(外野手)。左投左打。北米独立リーグであるアメリカン・アソシエーションのカンザスシティ・モナークス所属。
メディアによっては「スワッガーティ」と表記されることもある。
経歴
プロ入り前
南アラバマ大学(英語版)時代の2017年にはアメリカ合衆国大学代表入りし[1]、第41回日米大学野球選手権大会にも出場した[2]。
プロ入りとパイレーツ時代
2018年のMLBドラフト1巡目(全体10位)でピッツバーグ・パイレーツから指名され[3]、6月15日に契約金440万ドルで入団した[4]。契約後、傘下のA-級ウェストバージニア・ブラックベアーズ(英語版)でプロデビュー。A級ウェストバージニア・パワーでもプレーし、2球団合計で52試合に出場して打率.239、5本塁打、20打点、9盗塁を記録した。
2019年はA+級ブレイデントン・マローダーズでプレーし、121試合に出場して打率.265、9本塁打、40打点、23盗塁を記録した。
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマイナーリーグのシーズンが開催されなかったため、公式戦でプレーすることはなかった。
2021年はAA級を飛び越えてAAA級インディアナポリス・インディアンズで開幕を迎えたが、5月の試合で右肩を脱臼して手術をしたため、以降はマイナーでも試合出場はなかった[5]。オフの11月19日にメジャー契約を結んで40人枠入りした。
2022年もAAA級インディアナポリスで開幕を迎え、6月4日にメジャー初昇格を果たした[6]。6月7日のデトロイト・タイガース戦にて「9番・中堅手」で先発出場してメジャーデビュー[7]。この年メジャーでは5試合に出場して打率.111という成績だった。
2023年もAAA級インディアナポリスで開幕を迎えたが、前年から悩まされている片頭痛や目まいがプレーに大きな影響を及ぼし[8][9]、17試合に出場して打率.200、1本塁打、5打点という成績にとどまった。7月17日にDFAとなり[9]、19日に自由契約となった[10]。
ホワイトソックス傘下時代
2023年8月13日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだ[10]。しかしマイナーでも試合出場することがないまま、オフの10月10日に自由契約となった[10]。
独立リーグ時代
2023年12月11日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び[11]、2024年のドジャースのスプリングトレーニングにも招待選手として参加したが、開幕前の3月28日に自由契約となった[10]。
2024年4月30日にアメリカン・アソシエーションのカンザスシティ・モナークスと契約を結んだ[12]。
プレースタイル
選球眼、俊足、好守を備えている点からブレット・ガードナーと比較される左打ちの外野手[13][14]。
詳細情報
年度別打撃成績
代表歴
背番号
脚注
関連項目
外部リンク