イベリス(Iberis)[1]は、日本の競走馬。主な勝ち鞍に2019年のアーリントンカップ、2021年の京都牝馬ステークス。馬名の意味は「初恋の思い出」[3]。
2018年9月9日、阪神競馬場の2歳新馬戦でデビューし、3着。3戦目で初勝利を挙げ、続くさざんか賞でも2着に3馬身差をつけて2勝目を挙げた[5][6]。
3歳初戦、2019年3月10日のフィリーズレビューは4着に終わったが、続く4月13日のアーリントンカップは先頭でレースを進めてそのまま逃げ、追撃してきたカテドラルらをクビ差で退けて重賞初制覇[7]。牝馬によるアーリントンカップ勝利は、1995年のエイシンバーリン以来の出来事だった[8]。優先出走権を得て臨んだ本番のNHKマイルカップはアドマイヤマーズの16着に終わる。休養ののち秋初戦のセントウルステークスを3着としたものの、9月29日のスプリンターズステークスでは11着と崩れた[9]。12月の阪神カップは17着に終わった。
4歳時はUHB賞で3着に入ったのが最高成績で勝ち星が挙がらなかったが、5歳初戦となった京都牝馬ステークスは逃げ切って1年10ヶ月ぶりの勝利となった[3]。次走の阪神牝馬ステークスは6着、続くヴィクトリアマイルは18着であった。秋に入り、信越ステークスは12着、ターコイズステークスは6着と精彩を欠いた。2021年12月24日付で競走馬登録を抹消、引退後は北海道新冠町のノースヒルズで繁殖牝馬となる[2][10]。
以下の内容は、JBISサーチ[4]およびnetkeiba.com[11]に基づく。