アレッサンドロ・グラミーニ ( Alessandro Gramigni, 1968年12月29日 - ) は、イタリア・フィレンツェ出身のモーターサイクル・ロードレースライダー。1992年のロードレース世界選手権125ccクラスチャンピオン。
経歴
1989年のヨーロッパ選手権でシリーズランキング2位に入る活躍を見せ、翌1990年、ロードレース世界選手権125ccクラスにデビューを果たした。1988年に同クラス参戦を始めた[1]ばかりで、当時は少数派だったアプリリアのマシンを駆り、デビューイヤーはシリーズ9位の成績を残す。そして1991年、ブルノでおこなわれた第13戦チェコスロバキアGPにおいて自身初、アプリリアにとっても125ccクラス初[2]となる優勝を飾った。この年は90ポイントを獲得し年間ランキングは7位に入った。
そして翌1992年、グラミーニは第3戦シャー・アラム、第9戦ハンガロリンクと年間2勝、ホンダのファウスト・グレシーニとのタイトル争いを制し、ワールドチャンピオンに輝いた。これはアプリリアにとっても初のグランプリタイトルだった。
1993年、250ccクラスにステップアップしたグラミーニはジレラのマシンを駆ったが、年間わずか2ポイントの獲得、シリーズランキング30位に沈んでしまった。1994年はアプリリア、1995年にはホンダのマシンを駆ったが、満足な成績は残せないまま終わった。
1996年はグランプリから離れ、AMAスーパーバイクにスポット参戦し、ブレイナードとロードアメリカの2勝を収める活躍を見せた。1997年には1戦だけGPに復帰し、開幕戦シャー・アラム、500ccクラスのレースでアプリリアのマシンを駆った。結果はリタイヤに終わり、これが最後のGPレースとなった。
1998年からはスーパーバイク世界選手権に戦いの場を移し、1998年-2001年、2003年、2005年と参戦したが、表彰台の獲得も叶わなかった[3]。2004年にはイタリア国内のスーパーバイク選手権でチャンピオンを獲得している。
ロードレース世界選手権 戦績
脚注
外部リンク
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125 ccクラス |
1940年代 | |
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1950年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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2000年代 | |
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Moto3クラス |
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