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青木島一〜三丁目・
青木島町青木島・
青木島町綱島・
青木島町大塚・
大橋南一〜二丁目・
丹波島一〜三丁目・
三本柳東一〜二丁目
青木島町(あおきじままち)は、長野県長野市の中央部にある地域。
- 【最狭義】青木島一〜三丁目の範囲。
- 【狭義】1.に、「青木島町」を冠する青木島町青木島・青木島町綱島・青木島町大塚を加えた範囲。
- 【広義】2.に、大橋南一〜二丁目・丹波島一〜三丁目・三本柳東一〜二丁目を加えた範囲。1889年(明治22年)4月時点の更級郡青木島村域に相当する、長野市役所更北支所管内青木島地区。
なお、本項では3. のほか三本柳東三丁目・三本柳西一〜三丁目についても併せて解説する。また、かつて概ね同区域に所在した更級郡青木島村(あおきじまむら)についても述べる。
三本柳西一〜三丁目は長野市役所川中島支所、そのほかは更北支所の管内である。
地域の面積は5.61km2[1]。地域内の人口および世帯数は、6,323世帯 15,997人(平成26年4月1日現在)[2]。これらは上記3.の範囲に関する値である。
概要
地域北端を犀川が流れ、地域東部に国道18号篠ノ井バイパス、西部に国道117号が南北に縦走する。地域南東部には国道19号長野南バイパスも通過している。
犀川沿いの、まだまだ田畑も多くみられる郊外の地区であるが、丹波島橋で長野市街地に直結する丹波島地区などで区画整理が進み、宅地化が急速に進行しているベッドタウンである。世帯数は長野市と合併した1966年(昭和41年)と2007年(平成19年)とを比べると4.0倍も増加しており、旧更北村域で一番の伸びを見せている[1]。
地名は、犀川により形成された微高地に樹木がよく繁茂していたことに由来するという[3]。
沿革
- 前身各村〜旧青木島村〜旧更北村青木島の歴史
- 長野市青木島町の歴史
青木島
青木島(あおきじま)は、丹波島橋の南詰にある地区。青木島一・二・三・四丁目がある(住居表示未施行)。郵便番号は381-2247。
地区の北端を犀川が流れる。地区中央部を国道117号・長野県道77号長野上田線が南北に、犀川南通りが東西に走る。周囲は以下の大字・町と接する。
地区内はほぼ全域が宅地化しているが、二丁目・四丁目は商業地・工場地で大半が占められる。
地区内の人口および世帯数は、行政区と住所表示が一致していないが、青木島町青木島も含めると以下の通り(平成26年4月1日現在)[2]。
行政区 |
世帯数 |
人口
|
青木島一丁目
|
601世帯 |
1,362人
|
青木島二丁目
|
6世帯 |
18人
|
青木島乙
|
823世帯 |
2,027人
|
|
計
|
1,430世帯 |
3,407人
|
交通
地区内を走る、アルピコ交通(川中島バス)・長野市循環型乗合タクシーの以下の路線系統が利用できる。
二丁目の丹波島橋南停留所は、市内南部の各方面からの路線が集まり分かれる要衝である。
- アルピコ交通(川中島バス)
- 長野市循環型乗合タクシー
施設
青木島一丁目
青木島二丁目
青木島三丁目
青木島四丁目
青木島町青木島
青木島町青木島(あおきじままち あおきじま)は、青木島地域中央部の地区。郵便番号は381-2242(乙は381-2241)。
地区北部で犀川に裾花川が合流する。地区の西端を国道117号が南北に通過し、中央のくびれた部分を犀川南通りが通過する。周囲は以下の大字・町と接する。
町域の半分程度は犀川河川敷で占められる。周辺と比べて区画整理は進んでおらず、地区中央部では農地も見られる。
地区内の人口および世帯数は、#青木島を参照。
交通
地区内の国道117号を走る、アルピコ交通(川中島バス)の以下の路線系統が利用できる。
- アルピコ交通(川中島バス)
- 30 長野駅 - 松代
- 37 長野駅 - さいなみ団地
- 38 長野駅 - 大塚南
なお、青木島二丁目の丹波島橋南停留所からより多くの路線系統を利用できる。
施設
青木島町大塚
青木島町大塚(あおきじままち おおつか)は、青木島地域南東部の地区。郵便番号は381-2205。
地区の東部を国道18号篠ノ井バイパスが南北に走り、北部を国道117号、南部を国道19号長野南バイパスが東西に走る。周囲は以下の大字・町と接する。
地区内に3本走る幹線道路沿いには商業地も見られるものの、未だ農地が多い地区で、古くからある道沿いに集落が連なる。
地区内の人口および世帯数は、2,040世帯 5,353人(平成26年4月1日現在)[2]。
交通
地区南端の小島田町との境にアルピコ交通長野支社(川中島バス)長野営業所があり、以下の路線系統が利用できる。
- アルピコ交通(川中島バス)
- 11・21 宇木 - 長野駅 - 大塚南
- 11快 長野駅 ← 大塚南
- 31快 長野駅 ← 大塚南
- 38 長野駅 - 大塚南
また、地区内を循環する長野市循環型乗合タクシーが利用できる。
施設
青木島町綱島
青木島町綱島(あおきじままち つなしま)は、青木島地域東部の地区。郵便番号は381-2206。
北端を犀川が流れ、中央部を国道18号が南北に走る。犀川の対岸(川合新田)とは、長野大橋で結ばれている。周囲は以下の大字・町と接する。
国道18号を境に地区西部では、区画が整理され宅地化が進んでいる。
地区中央部の綱島交差点を中心に、自動車関連の店舗・工場が大橋南も併せて多く立地する。
地区内の人口および世帯数は、1,170世帯 2,913人(平成26年4月1日現在)[2]。これは大橋南一〜二丁目を含む値である。
交通
地区内の国道18号、犀川南通りを走るアルピコ交通(川中島バス)の以下の路線系統が利用できる。
施設
大橋南
大橋南(おおはしみなみ)は、青木島地域東部の地区。大橋南一・二丁目がある(住居表示未施行)。郵便番号は381-2207。
地区の西端を国道18号篠ノ井バイパスが通過する。周囲は以下の大字・町と接する。
町名の通り長野大橋の南詰に位置し、地区内はほぼすべて運送会社などの拠点で占められる。
地区内の人口および世帯数については、当地区分のみを計上した統計がなく、青木島町綱島に含まれる。
交通
施設
大橋南一丁目
大橋南二丁目
三本柳
三本柳(さんぼんやなぎ)は、青木島地域西部の地区。三本柳東一・二・三丁目と三本柳西一・二・三丁目がある(住居表示未施行)。郵便番号は三本柳東が381-2245、三本柳西が381-2244。
地区の南東端を旧北国街道が通過する。周囲は以下の大字・町と接する。
三本柳土地区画整理事業によって新たに生まれた住宅地である。地区内には小学校・公園・スーパーなどが整然と配置されている。
地名は、江戸時代に丹波島村と上氷鉋村との境界争いをきっかけに境の目印として植えられた3本の柳に由来する[3]
地区内の人口および世帯数は以下の通り(平成26年4月1日現在)[2]。
行政区 |
世帯数 |
人口
|
三本柳東一丁目
|
255世帯 |
712人
|
三本柳東二丁目
|
72世帯 |
184人
|
三本柳東三丁目
|
98世帯 |
311人
|
三本柳西一丁目
|
134世帯 |
319人
|
三本柳西二丁目
|
179世帯 |
487人
|
三本柳西三丁目
|
206世帯 |
569人
|
|
計
|
944世帯 |
2,582人
|
交通
地区内を走る、アルピコ交通(川中島バス)の以下の路線系統が利用できる。
- アルピコ交通(川中島バス)
- 33 市役所前 - 長野駅 - 今井駅 / 篠ノ井高田
- 34 市役所前 - 長野駅 - 三本柳小学校
- 35 長野駅 - 稲里循環
施設
三本柳東一丁目
三本柳東二丁目
三本柳東三丁目
三本柳西一丁目
三本柳西二丁目
三本柳西三丁目
丹波島
丹波島(たんばじま)は、丹波島橋の南詰にある地区。丹波島一・二・三丁目がある(住居表示未施行)。郵便番号は381-2246。
地区の北端を犀川が流れる。地区中央部を旧北国街道が東西に走り、一丁目と二丁目との境を為す。周囲は以下の大字・町と接する。
旧北国街道・北国西街道の丹波島宿が置かれた地であり、地区内には本陣・問屋・高札場などの遺跡が点在する[3]。現在では区画の整理が為された閑静な住宅地である。
地区内の人口および世帯数は以下の通り(平成26年4月1日現在)[2]。
行政区 |
世帯数 |
人口
|
丹波島一丁目
|
423世帯 |
1,088人
|
丹波島二丁目
|
463世帯 |
1,061人
|
丹波島三丁目
|
470世帯 |
1,279人
|
|
計
|
1,356世帯 |
3,428人
|
交通
北国街道を走る、アルピコ交通(川中島バス)の以下の路線系統が利用できる。
- アルピコ交通(川中島バス)
- 33 市役所前 - 長野駅 - 今井駅 / 篠ノ井高田
- 34 市役所前 - 長野駅 - 三本柳小学校
- 35 長野駅 - 稲里循環
施設
丹波島一丁目
丹波島二丁目
丹波島三丁目
脚注
外部リンク