| テレビ番組・中継内での各種情報(終了した番組・中継を含みます)は、 DVDやBlu-rayなどでの販売や公式な ネット配信、または 信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、 出典として用いないで下さい。 検証可能性に基づき除去される場合があります。 |
2023年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズは、2023年10月に開催されたプロ野球パシフィック・リーグのクライマックスシリーズ。前年に引き続きパーソルホールディングスがタイトルスポンサーとなり、「2023 パーソル クライマックスシリーズ パ」の名称で施行される。
概要
本大会はSMBC日本シリーズ2023出場権をかけたプレーオフトーナメント。開催球場は2021年と同じ。
ファーストステージ
レギュラーシーズン2位の千葉ロッテマリーンズと3位の福岡ソフトバンクホークスが3戦2勝先取制で争い、勝者がファイナルステージに進出する。
ファイナルステージ
レギュラーシーズン1位(1勝分のアドバンテージが与えられる)のオリックス・バファローズとファーストステージ勝者の千葉ロッテマリーンズが6戦4勝先取制で争い、勝者がSMBC日本シリーズ2023への出場権を得る。
オリックスとロッテがファイナルステージで対戦するのは2021年以来、2年ぶり2回目。
- 会期:10月18日から10月23日(予備日10月24・25日)
- 球場:京セラドーム大阪
- 試合開始予定時刻:全試合とも18時[1]
トーナメント表
|
1stステージ(準決勝)
|
|
ファイナルステージ(決勝)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(6戦4勝制) 京セラドーム大阪
|
|
|
|
|
|
|
オリックス(パ優勝)
|
☆〇●〇○
|
|
(3戦2勝制) ZOZOマリンスタジアム
|
|
|
|
|
|
ロッテ
|
★●〇●●
|
|
ロッテ(パ2位)
|
〇●〇
|
|
|
|
|
ソフトバンク(パ3位)
|
●〇●
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
- ☆・★=ファイナルステージのアドバンテージによる1勝・1敗分
日程
ファーストステージ
2023 パーソル クライマックスシリーズ パ ファーストステージ
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
|
10月14日(土) |
第1戦 |
福岡ソフトバンクホークス |
2 - 8 |
千葉ロッテマリーンズ |
ZOZOマリンスタジアム
|
10月15日(日) |
第2戦 |
福岡ソフトバンクホークス |
3 - 1 |
千葉ロッテマリーンズ
|
10月16日(月) |
第3戦 |
福岡ソフトバンクホークス |
3 - 4x |
千葉ロッテマリーンズ
|
勝者:千葉ロッテマリーンズ
|
ファイナルステージ
2023 パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナルステージ
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
|
アドバンテージ |
千葉ロッテマリーンズ |
|
オリックス・バファローズ |
|
10月18日(水) |
第1戦 |
千葉ロッテマリーンズ |
5 - 8 |
オリックス・バファローズ |
京セラドーム大阪
|
10月19日(木) |
第2戦 |
千葉ロッテマリーンズ |
6 - 5 |
オリックス・バファローズ
|
10月20日(金) |
第3戦 |
千葉ロッテマリーンズ |
0 - 2 |
オリックス・バファローズ
|
10月21日(土) |
第4戦 |
千葉ロッテマリーンズ |
2 - 3 |
オリックス・バファローズ
|
勝者:オリックス・バファローズ
|
試合結果
ファーストステージ
2023 パーソル クライマックスシリーズ パ ファーストステージ
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
|
10月14日(土) |
第1戦 |
福岡ソフトバンクホークス |
2 - 8 |
千葉ロッテマリーンズ |
ZOZOマリンスタジアム
|
10月15日(日) |
第2戦 |
福岡ソフトバンクホークス |
3 - 1 |
千葉ロッテマリーンズ
|
10月16日(月) |
第3戦 |
福岡ソフトバンクホークス |
3 - 4x |
千葉ロッテマリーンズ
|
勝者:千葉ロッテマリーンズ
|
第1戦
ロッテの先発は佐々木朗、ソフトバンクの先発はスチュワート・ジュニア。
ロッテは1回裏、荻野の先頭打者本塁打、ポランコのソロ本塁打で、2点を先制した[3]。3回裏には3つの四球で一死満塁とすると、ソフトバンクは投手をスチュワート・ジュニアからヘルナンデスへ交代[4]。ポランコを遊ゴロに打ち取り併殺を狙うも、二塁手・三森が悪送球し、その間にロッテが2点を追加した[4]。
ロッテの先発・佐々木朗は、最速162km/hを記録するなど、3回まで無安打無四球無失点4奪三振の投球を見せた[5][6]。しかし、体調不良明けで9月17日以来27日ぶりの実戦登板だったため、3回までで降板[5][6]。4回からは中村稔が登板し、2回無失点に抑えた[7]。
ソフトバンクは6回表、中村稔から代わった3番手・坂本から柳田が2点本塁打を放ち2点差に追い上げた[8][注 2]。対するロッテも直後の6回裏、前の回から続投した4番手・嘉弥真から岡、ポランコ、安田の3連打で1点を追加[7][10]。一死後、5番手・津森から藤原の適時打で2点を追加すると、さらに8回裏には安田の適時打で8点目を挙げた[7]。
7回以降、ロッテは西村、澤田、澤村がそれぞれ1回無失点に抑えて8-2で勝利し、ファイナルステージ進出へ王手をかけた。
ソフトバンクは先発のスチュワート・ジュニアが試合を作れず救援陣も失点を重ね、打線も4安打に終わり、勝負どころで守備にもミスが出るなど攻守に精彩を欠いた[4]。
[2]
第2戦
10月15日 ZOZOマリン 29,147人
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
R |
H |
E |
ソフトバンク
| 1 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
8 |
0 |
ロッテ
| 1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
6 |
1 |
- ソ:○有原(6回)、H藤井(1回)、H松本裕(1回)、Sオスナ(1回) - 甲斐
- ロ:●西野(3回)、東妻(1回)、鈴木(2回2/3)、中森(1回1/3)、澤村(1回) - 田村、佐藤都
- 勝利:有原(1勝)
- セーブ:オスナ(1S)
- 敗戦:西野(1敗)
- 審判
[球審]牧田
[塁審]津川(1B)、須山(2B)、嶋田(3B)
[外審]岩下(LL)、福家(RL) - 開始:18時00分 試合時間:3時間23分[11]
ソフトバンク |
打順 | 守備 | 選手
|
---|
1 | [二] | 三森 |
2 | [三] | 川瀬 |
3 | [指] | 柳田 |
4 | [左] | 近藤 |
5 | [一] | 中村晃 |
6 | [右] | 柳町 |
| 打 | 野村大 |
| 右 | 谷川原 |
7 | [遊] | 今宮 |
8 | [中] | 上林 |
9 | [捕] | 甲斐 |
|
ロッテ |
打順 | 守備 | 選手
|
---|
1 | [右] | 荻野 |
2 | [遊] | 藤岡 |
3 | [左] | 角中 |
4 | [指] | ポランコ |
5 | [三] | 安田 |
6 | [一] | 山口 |
7 | [中] | 藤原 |
8 | [捕] | 田村 |
| 打捕 | 佐藤都 |
9 | [二] | 中村奨 |
|
ロッテの先発は西野、ソフトバンクの先発は有原。共に2016年以来、7年ぶりのCSでの登板となった[12][13]。
ソフトバンクは1回表、二死2塁から近藤の適時打で先制に成功[14]。対するロッテは直後の1回裏、一死1,3塁からポランコの犠飛ですぐさま同点に追いついた[15]。
ソフトバンクは3回表、先頭打者・三森の二塁打などで一死3塁のチャンスを作ると、柳田が左翼線にポトリと落ちる適時二塁打で勝ち越しに成功[14][注 3]。なおも二死3塁とし、中村晃の適時打でもう1点を加え、3-1と2点をリードした[14]。
ソフトバンクの先発・有原は、2回以降ロッテ打線に二塁を踏ませない好投を見せ、6回5安打1四球1失点4奪三振でマウンドを降りた[13]。その後は藤井、松本裕、オスナの救援陣も無失点に抑え、ソフトバンクが3-1で勝利し、ファイナルステージ進出へ逆王手をかけた。
ロッテは先発・西野が不調で今季最短となる3回で降板[12]。その後は救援陣がピンチを迎えつつも無失点で抑えたが[17]、打線が有原を打ちあぐね、走者を出しても併殺打などで繋がらず、敗戦した[15]。
[11]
第3戦
10月16日 ZOZOマリン 29,050人
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
R |
H |
E |
ソフトバンク
| 0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
3 |
8 |
0 |
ロッテ
| 0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4x |
4 |
8 |
0 |
- ソ:和田(5回)、H又吉(0回2/3)、Hヘルナンデス(0回1/3)、H藤井(1回)、H松本裕(1回)、Hオスナ(1回)、津森(0回0/3)、●大津(0回2/3) - 甲斐、嶺井
- ロ:小島(6回1/3)、H西村(0回2/3)、H澤田(1回)、H益田(1回)、澤村(0回2/3)、○坂本(0回1/3) - 佐藤都
- 勝利:坂本(1勝)
- 敗戦:大津(1敗)
- 本塁打
ロ:藤岡1号(10回3ラン・津森) - 審判
[球審]嶋田
[塁審]須山(1B)、岩下(2B)、福家(3B)
[外審]山口(LL)、津川(RL) - 開始:18時00分 試合時間:4時間18分[18]
ソフトバンク |
打順 | 守備 | 選手
|
---|
1 | [中] | 周東 |
2 | [三二] | 川瀬 |
3 | [右] | 柳田 |
| 捕 | 嶺井 |
4 | [左] | 近藤 |
5 | [一] | 中村晃 |
6 | [遊] | 今宮 |
7 | [二] | 三森 |
| 三 | 野村勇 |
8 | [指] | 井上 |
| 打指 | 柳町 |
| 走指 | 上林 |
9 | [捕] | 甲斐 |
| 打 | 生海 |
| 右 | 谷川原 |
|
ロッテ |
打順 | 守備 | 選手
|
---|
1 | [右] | 荻野 |
2 | [遊] | 藤岡 |
3 | [左] | 石川慎 |
| 中 | 藤原 |
4 | [指] | ポランコ |
5 | [中左] | 岡 |
6 | [三] | ブロッソー |
| 打三 | 安田 |
7 | [一] | 茶谷 |
8 | [捕] | 佐藤都 |
9 | [二] | 中村奨 |
| 打 | 角中 |
|
ロッテの先発は小島、ソフトバンクの先発は和田。
ソフトバンクは1回表、川瀬の左前安打と近藤の四球で二死1,2塁のチャンスを作るも、中村晃が二飛に倒れ無得点[19]。対するロッテも1回裏に荻野の左前安打とポランコの四球で二死1,3塁のチャンスを作ったが、岡が遊ゴロに倒れて無得点に終わった[20]。
その後両チーム共に無得点のまま迎えた6回表、ソフトバンクは一死から柳田が二塁打で出塁すると、続く近藤が右前安打を放ち、柳田が本塁へ突入[19][21]。しかし、ロッテの右翼手・荻野の好返球で柳田は本塁でアウトとなり、この回も無得点で終わった[21]。
ソフトバンクの先発・和田は5回2安打2四球無失点3奪三振で降板[20]。6回以降は又吉、ヘルナンデス、藤井、松本裕、オスナが、安打や四球でピンチを招きながらも9回まで無失点に繋いだ。対するロッテの先発・小島も6回まで4安打無失点と好投[19]。7回も続投したが、先頭打者・三森を空振り三振に打ち取ったところで降板した[19]。その後は西村、澤田、益田が9回まで1人も走者を許さずに繋ぎ、試合は0-0のまま延長戦に入った[22]。
10回表、ロッテはこのシリーズ3連投となる澤村が登板[23]。一死から代打・柳町が二塁打で出塁すると、代打・生海こそ空振り三振に倒れるも、続く周東の中前安打で代走・上林が生還し、ソフトバンクが先制に成功した[24]。さらに続く川瀬が初球を左中間へ弾き返し適時三塁打で2点目を追加[24]。ここでロッテは澤村から坂本に交代したが、柳田も初球を右前適時打とし、ソフトバンクが3点をリードした[25][注 4]。
10回裏、ソフトバンクは津森が登板[26]。対するロッテは先頭打者の代打・角中が10球目を中前安打とすると、荻野は三塁前へのボテボテの内野安打で出塁[22]。無死1,2塁とチャンスを作ると、続く藤岡が3点本塁打を放ちロッテが同点に追いついた[22]。ソフトバンクはここで投手を大津に交代[26]。ロッテは二死から岡が左前安打で出塁すると、最後は安田が右中間へ二塁打を放ち、岡が一塁から生還[22]。ソフトバンクはリクエストするも覆らず[27]、ロッテがサヨナラ勝ちでファイナルステージ進出を決めた[22]。
CS[注 5]におけるサヨナラ試合は史上15度目で、サヨナラ勝ちでファイナルステージ進出を決めたのは2004年の西武以来史上2度目[28]。また、日本シリーズやプレーオフを含めたポストシーズンにおける3点差以上の逆転サヨナラ勝ちは2009年第2ステージの日本ハム以来史上2度目で、延長戦では史上初であった[28]。
ロッテがCSファーストステージを勝ち上がるのは、出場8度のうち7度目で史上最多となった[28]。また、本拠地・ZOZOマリンスタジアムでは出場4度全て突破となった[28][注 6]。この試合を以てオリオンズ時代となる1990年から33年間に渡ってウグイス嬢を務めた谷保恵美が勇退した。
2023年シーズンを終えたソフトバンクは、試合終了から約1時間半後に藤本博史監督の退任を発表した[29]。
[18]
ファイナルステージ
2023 パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナルステージ
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
|
アドバンテージ |
千葉ロッテマリーンズ |
|
オリックス・バファローズ |
|
10月18日(水) |
第1戦 |
千葉ロッテマリーンズ |
5 - 8 |
オリックス・バファローズ |
京セラドーム大阪
|
10月19日(木) |
第2戦 |
千葉ロッテマリーンズ |
6 - 5 |
オリックス・バファローズ
|
10月20日(金) |
第3戦 |
千葉ロッテマリーンズ |
0 - 2 |
オリックス・バファローズ
|
10月21日(土) |
第4戦 |
千葉ロッテマリーンズ |
2 - 3 |
オリックス・バファローズ
|
勝者:オリックス・バファローズ
|
第1戦
10月18日 京セラドーム 35,930人
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
R |
H |
E |
ロッテ
| 3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
0 |
0 |
5 |
11 |
0 |
オリックス
| 0 |
0 |
0 |
3 |
0 |
4 |
0 |
1 |
x |
8 |
9 |
0 |
- ロ:美馬(4回)、H中森(1回)、●中村稔(0回0/3)、東妻(1回)、坂本(1回)、鈴木(1回) - 松川、佐藤都
- オ:○山本(7回)、H山﨑颯(1回)、S平野佳(1回) - 若月
- 勝利:山本(1勝)
- セーブ:平野佳(1S)
- 敗戦:中村稔(1敗)
- 審判
[球審]本田
[塁審]木内(1B)、土山(2B)、長井(3B)
[外審]吉本(LL)、眞鍋(RL) - 開始:18時01分 試合時間:3時間09分[30]
ロッテ |
打順 | 守備 | 選手
|
---|
1 | [右] | 荻野 |
2 | [遊] | 藤岡 |
3 | [左] | 角中 |
4 | [指] | ポランコ |
5 | [三] | 安田 |
6 | [中] | 岡 |
7 | [一] | 山口 |
8 | [捕] | 松川 |
| 打捕 | 佐藤都 |
9 | [二] | 中村奨 |
|
|
オリックスの先発は山本、ロッテの先発は美馬。本年の山本は史上初となる3年連続投手四冠を獲得し[31]、特にロッテ戦では9月9日にノーヒットノーランを記録するなど、4試合の登板で3勝1敗、28回を13安打2失点、防御率0.64と好相性を誇った[32]。
ロッテは1回表、先頭打者・荻野がピッチャー強襲内野安打、続く藤岡が中前安打と連打で出塁し、角中が犠打を決めて一死2,3塁とすると、4番・ポランコが初球を打って右中間への2点適時二塁打とし、2点を先制[33][34]。さらに続く安田、岡がいずれも詰まりながらも安打を放ち満塁とすると、山口の遊ゴロの間に3点目を追加した[34][35]。
オリックスは4回裏、二死1,2塁から紅林が右中間へ適時二塁打を放ち1点差とすると[36]、さらに続く宗が左翼線へ適時打を放ち、同点に追いついた[37]。
ロッテの先発・美馬は4回限りで降板し[38]、5回は2番手・中森が無失点に抑えた。6回表、先頭打者・山口が安打で出塁すると、二死二塁から荻野が中前適時打を放ち、4-3と再びリードを奪った[39]。
対するオリックスは直後の6回裏、この回から登板したロッテの3番手・中村稔から先頭打者・セデーニョが四球で出塁すると、続く杉本が右中間を破る適時二塁打で同点に成功[40][41]。中村稔は、続くゴンザレスに対して2ボールとしたところで降板[40][42]。しかし、代わった東妻もゴンザレスに対して暴投と四球で無死1,3塁とすると、紅林が右前適時打を放ちオリックスが勝ち越した[36][40]。なおも一死2,3塁から若月の高く弾んだ投ゴロの間に1点、さらに中川圭の左前適時打でもう1点を追加し、7-4と3点をリードした[40]。
ロッテは7回表、藤岡と角中の連打で無死1,3塁とし、ポランコの犠飛で7-5と2点差にするも[34]、続く安田は併殺打に倒れ1点止まり。一方のオリックスは8回裏、ロッテの6番手・鈴木から二死ランナー無しとなるも、宗、若月の2者連続二塁打で1点を追加し、8-5と再び3点差とした。
オリックスの先発・山本は7回116球10安打3四死球5失点9奪三振で降板[34]。CSではこれまで2試合の登板で2勝0敗、17回無失点に抑えていたが、3試合目で初めての失点となった[34]。5失点するのは本年では初であり、二桁安打を浴びるのは4月22日の西武戦以来[34]。初回には5安打を浴びたが、1イニングに5安打を浴びるのはレギュラーシーズン・ポストシーズン合わせて2019年7月5日以来、3度目であった[43]。
山本の降板後、8回は左腸腰筋の筋損傷で9月27日に登録抹消されて以来の復帰となった山﨑颯[44]が1回無失点、9回は平野佳が無失点に抑え、オリックスが8-5で勝利[注 7]。優勝チームに与えられるアドバンテージの1勝を含め、オリックスが2勝0敗とした[46]。
ロッテは、CSファイナルステージでは2013年第3戦から1分を挟み10連敗となった[47]。
[30]
第2戦
10月19日 京セラドーム 33,634人
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
R |
H |
E |
ロッテ
| 1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
0 |
0 |
2 |
6 |
5 |
0 |
オリックス
| 3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
5 |
9 |
0 |
- ロ:メルセデス(5回)、H西村(1回)、澤田(1回)、○東條(1回)、S益田(1回) - 田村、佐藤都
- オ:田嶋(6回)、小木田(1回)、H宇田川(1回)、●山岡(1回) - 森
- 勝利:東條(1勝)
- セーブ:益田(1S)
- 敗戦:山岡(1敗)
- 本塁打
オ:セデーニョ1号(7回2ラン・澤田) - 審判
[球審]長井
[塁審]土山(1B)、吉本(2B)、眞鍋(3B)
[外審]名幸(LL)、木内(RL) - 開始:18時01分 試合時間:3時間22分[48]
ロッテ |
打順 | 守備 | 選手
|
---|
1 | [右] | 荻野 |
2 | [遊] | 藤岡 |
3 | [左] | 石川慎 |
| 中 | 藤原 |
4 | [指] | ポランコ |
5 | [中左] | 岡 |
| 打 | 角中 |
| 走左 | 和田 |
6 | [三] | 安田 |
| 走 | 小川 |
| 捕 | 佐藤都 |
7 | [一三] | 茶谷 |
8 | [捕] | 田村 |
| 打一 | 山口 |
9 | [二] | 中村奨 |
|
オリックス |
打順 | 守備 | 選手
|
---|
1 | [一] | 中川圭 |
2 | [三] | 宗 |
3 | [捕] | 森 |
| 走 | 宜保 |
4 | [指] | セデーニョ |
5 | [左] | 杉本 |
| 左 | 小田 |
6 | [遊] | 紅林 |
7 | [二] | ゴンザレス |
8 | [中] | 福田 |
9 | [右] | 廣岡 |
| 打 | 頓宮 |
| 右 | 野口 |
|
オリックスの先発は田嶋、ロッテの先発はメルセデス。10月19日に「バファローズ」と「ロッテ」が対戦するのは、1988年の10.19(近鉄バファローズ対ロッテオリオンズ)以来となった[49]。
ロッテは1回表、先頭打者・荻野が四球で出塁すると、一死から石川慎も右前安打で出塁[50]。オリックスの右翼手・廣岡の送球間に石川慎は2塁へ進塁して一死2,3塁とすると、4番・ポランコの二ゴロの間に荻野が生還し、ロッテが2試合連続で初回に先制点を挙げた[50][51]。
対するオリックスは直後の1回裏、先頭打者・中川圭の当たりはロッテの中堅手・岡の好守備に阻まれたものの[52]、続く2番・宗から6番・紅林まで5者連続で単打を放ち、1-2とすぐさま逆転に成功[53][注 8]。なおも二死満塁とし、続く7番・ゴンザレスが中犠飛を放って1点を追加した[53]。
オリックスの先発・田嶋は立ち上がりこそ制球が定まらなかったものの、2回から4回までは安打を許さず5回まで1失点に抑えた[51]。6回も二死ランナー無しとしたが、石川慎、ポランコに2者連続で四球を与えて1,2塁とピンチを背負うと、続く岡に左前に落ちる適時打を浴び1点を返される[51]。打者走者の岡は、オリックスの左翼手・杉本が二塁へ直接返球せず遊撃手に返球したのを見て、一気に二塁まで進塁する好走塁を見せ(記録は二塁打)、なおも二死2,3塁とすると[54]、続く安田の右前安打で二者が生還し、ロッテが4-3と逆転した[55]。
一方、ロッテの先発・メルセデスも2回以降は立ち直り、5回7安打1四球3失点4奪三振で降板した[56]。6回は西村が無失点に抑え、7回は澤田が登板。二死ランナー無しから森が死球で出塁すると、セデーニョが左翼へ2点本塁打を放ち、オリックスが5-4と再び逆転した[57]。
8回表は宇田川が登板し三者凡退で繋ぐと、9回表は山岡が登板。対するロッテは先頭打者の代打・角中が四球で出塁すると、代走で和田が起用された[58]。続く安田に対する8球目で和田が二盗に成功すると、安田は10球目を打って一塁線を破る適時二塁打とし、ロッテが同点に追いついた[59]。安田には代走・小川が送られ、茶谷の犠打で一死3塁となると、続く代打・山口が追い込まれながらも中犠飛を放ち、6-5とロッテが再逆転に成功した[59][58]。
9回裏、ロッテは益田が登板[60]。二死ランナー無しから森に四球を与えたものの、最後はセデーニョを三振に打ち取り、ロッテが勝利した[60]。
ロッテはCSファイナルステージにおける連敗を10で止め[61]、対戦成績をオリックスのアドバンテージ1勝を含め、1勝2敗とした[59]。
[48]
第3戦
10月20日 京セラドーム 35,943人
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
R |
H |
E |
ロッテ
| 0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
6 |
1 |
オリックス
| 0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
x |
2 |
8 |
0 |
- ロ:澤村(1回)、H中森(3回)、H国吉(2回)、H坂本(1回)、●西村(0回2/3)、東妻(0回1/3) - 佐藤都
- オ:東(5回)、H小木田(1回)、H山岡(1回)、○宇田川(1回)、S平野佳(1回) - 若月
- 勝利:宇田川(1勝)
- セーブ:平野佳(2S)
- 敗戦:西村(1敗)
- 審判
[球審]眞鍋
[塁審]吉本(1B)、名幸(2B)、木内(3B)
[外審]本田(LL)、土山(RL) - 開始:18時01分 試合時間:3時間09分[62]
ロッテ |
打順 | 守備 | 選手
|
---|
1 | [右] | 荻野 |
2 | [遊] | 藤岡 |
3 | [左] | 角中 |
4 | [指] | ポランコ |
5 | [三] | 安田 |
6 | [中] | 岡 |
7 | [一] | 山口 |
8 | [捕] | 佐藤都 |
9 | [二] | 中村奨 |
| 打 | 石川慎 |
|
オリックス |
打順 | 守備 | 選手
|
---|
1 | [中] | 中川圭 |
| 中 | 渡部 |
2 | [三] | 宗 |
3 | [右] | 森 |
| 右 | 野口 |
4 | [指] | セデーニョ |
5 | [左] | 杉本 |
| 走左 | 小田 |
6 | [遊] | 紅林 |
7 | [一] | ゴンザレス |
8 | [捕] | 若月 |
9 | [二] | 宜保 |
| 打 | 頓宮 |
| 走二 | 大城 |
|
オリックスの先発は東。対するロッテは中継ぎ投手が短いイニングを投げて1試合をつなぐ、CS史上初となる「ブルペンデー」を選択[63][注 9]。先発投手は澤村が務めた[69]。
ロッテは1回表、安打と四球で一死1,2塁のチャンスを作るも、ポランコが遊飛、安田が左飛に倒れて無得点[70]。対するオリックスは1回裏、安打と2つの四球で二死満塁とするも、紅林が三ゴロに倒れ、こちらも無得点に終わった[69]。
ロッテは2回から2番手・中森が登板[71]。2回こそ二死満塁のピンチを招くも、森を二ゴロに抑え無失点[72]。その後は3回、4回と安打を許さず無失点に抑え、5回からは国吉がシリーズ初登板[72]。5回は二死1,3塁のピンチを招くも、紅林の痛烈なライナーを国吉が好捕して無失点[73]。6回も無失点に抑えると[73]、7回は4番手・坂本が7球で三者凡退とし、7回まで無失点に抑えた[74]。
一方、オリックスの先発・東は、初回こそピンチを招いたものの、2回は三者連続空振り三振[70]。5回には一死2,3塁のピンチを招いたが、左翼手・杉本の好捕もあり、5回4安打無失点4奪三振と好投した[70]。6回は小木田が無失点に抑えると、7回は前日敗戦投手となった山岡が登板[75]。死球でランナーを背負ったが、藤岡を遊ゴロとし、10球で無失点に抑えた[75]。
8回裏、ロッテは西村が登板[74]。対するオリックスは、先頭打者・杉本の詰まった打球が左翼前へポトリと落ちる二塁打となり、チャンスを作る[74]。その後二死3塁から、若月が左前適時打を放ち、オリックスが先制した[74]。さらに続く宜保には、左足薬指疲労骨折から復帰した頓宮が代打として送られる[76]。その頓宮は初球を打って左翼線へ適時二塁打とし、2-0とリードを2点に広げた[76]。
9回表は平野佳が登板。無死2塁のピンチを背負ったものの無失点に抑え、オリックスが2-0で勝利し、アドバンテージを含め3勝1敗として、日本シリーズ進出に王手をかけた。
[62]
第4戦
10月21日 京セラドーム 35,804人
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
R |
H |
E |
ロッテ
| 0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
2 |
7 |
0 |
オリックス
| 2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
x |
3 |
9 |
0 |
- ロ:●種市(3回)、東妻(1回)、森(2回)、東條(0回2/3)、坂本(0回1/3)、澤田(1回) - 佐藤都
- オ:○宮城(6回)、H阿部(1回)、H山﨑颯(1回)、S平野佳(1回) - 若月
- 勝利:宮城(1勝)
- セーブ:平野佳(3S)
- 敗戦:種市(1敗)
- 本塁打
ロ:藤原1号(8回ソロ・山﨑颯)、ポランコ1号(9回ソロ・平野佳)
オ:森1号(1回2ラン・種市) - 審判
[球審]木内
[塁審]名幸(1B)、本田(2B)、土山(3B)
[外審]長井(LL)、吉本(RL) - 開始:18時00分 試合時間:2時間32分[77]
ロッテ |
打順 | 守備 | 選手
|
---|
1 | [右] | 荻野 |
2 | [遊] | 藤岡 |
3 | [左] | 石川慎 |
4 | [指] | ポランコ |
5 | [二] | 茶谷 |
| 打 | 角中 |
6 | [三] | 安田 |
7 | [一] | 山口 |
8 | [捕] | 佐藤都 |
9 | [中] | 藤原 |
|
オリックス |
打順 | 守備 | 選手
|
---|
1 | [中] | 中川圭 |
2 | [二] | 西野 |
| 打 | T-岡田 |
| 走二 | 大城 |
3 | [右] | 森 |
| 左 | 小田 |
4 | [指] | セデーニョ |
5 | [左] | 杉本 |
| 右 | 渡部 |
6 | [三] | 宗 |
7 | [捕] | 若月 |
8 | [一] | ゴンザレス |
9 | [遊] | 野口 |
|
オリックスの先発は本年のロッテ戦では6試合で3勝0敗、防御率1.06と好相性の宮城[78]、ロッテの先発は右肘炎症から23日ぶりの復帰登板となる種市[64]。
オリックスは1回表、一死から西野が四球で出塁すると、続く森が右翼席へ2点本塁打を放ち先制に成功した[79]。
ロッテの先発・種市は3回2安打2失点で降板した[80]。対するオリックスの先発・宮城は6回4安打無失点の好投[78]。6回表こそ先頭打者・荻野の二塁打などで一死3塁のピンチを招いたものの、石川慎を三ゴロ、ポランコを空振り三振に打ち取り無失点でマウンドを降りた[78][81]。
オリックスは6回裏、5回から登板していたロッテの3番手・森から先頭打者の森が二塁打で出塁すると[82]、一死3塁から杉本が適時二塁打を放ち3-0とリードを3点に広げた[80]。
ロッテは8回表、オリックスの3番手・山﨑颯から先頭打者・藤原がソロ本塁打を放ち1点を返す[83]。さらに9回表には4番手・平野佳から、先頭打者・ポランコがソロ本塁打を放ち3-2と1点差に迫ったが[80]、最後は山口が三直に倒れオリックスが勝利[84]。3年連続15度目となる日本シリーズ進出を決めた[85]。
3年連続での日本シリーズ出場は、2017年 - 2020年のソフトバンク以来史上12度目で、球団では阪急時代の1967年 - 1969年、1975年 - 1978年に次いで45年ぶり3度目[85]。CSを3年連続で突破するのは2017年 - 2020年のソフトバンクに次いで史上2度目だが、リーグ戦で3連覇したチームが3年連続で突破するのは史上初[85]。また、オリックスの監督・中嶋聡は、1986年 - 1988年の森祇晶以来史上2人目となる監督就任1年目から3年連続日本シリーズ出場した監督となった[85]。
一方、セ・リーグのCSでは阪神が広島を相手に4勝0敗で勝ち上がっており、オリックスが阪神と日本シリーズで対戦するのは初となった[85]。日本シリーズにおいて本拠地を関西に置く球団同士の対戦(関西ダービー)となるのは1964年(阪神タイガース対南海ホークス)以来、史上2度目となる[85]。
なお、ロッテはこの日、ファーストステージ第1戦で先発した佐々木朗がプロ入り後初めてブルペン待機したが、登板は無かった[86][注 10]。
[77]
表彰選手
- MVP
- 杉本裕太郎(オリックス)
- ファイナルステージ4試合全てに先発出場し、第1戦では同点適時二塁打[40]、第2戦では一時逆転となる適時打[53]、第4戦ではダメ押しとなる適時二塁打を放つなど[80]、打率.429(14-6)、3打点を記録[88]。2021年以来、2年ぶり2度目となるクライマックスシリーズMVPの受賞となった[88]。なお、杉本は第4戦・8回裏の第4打席で走塁時に足を負傷したため表彰式には参加せず[89]、石川亮が代役で表彰を受けた[88]。
- パーソル賞[注 11]
- 紅林弘太郎(オリックス)
- 第1戦で決勝適時打を放つなど、ファイナルステージ3試合の出場で打率.300(10-3)、3打点を記録[91]。なお、第4戦は左手首を痛めベンチ外となったが、表彰式には出席した[91]。
記録
ファーストステージ
第1戦
第3戦
ファイナルステージ
第1戦
第2戦
- 5者連続安打:オリックス ※CS史上7度目、パ・リーグ史上5度目、球団史上初[49]
- 4番打者の逆転本塁打:L.セデーニョ、7回に逆転2ラン ※CS史上10度目[57]
- 4番打者が逆転本塁打を放つも敗戦 ※CS史上初、日本シリーズを含めると1971年第2戦の王貞治(4回に逆転2ラン)以来、史上2度目[57]
- 両チーム合わせて逆転が4度 ※CS史上初、日本シリーズを含めると1992年(両チーム合わせて逆転が5度)以来2度目[59]
テレビ・ラジオ放送およびネット配信
テレビ放送
ファーストステージ放送日程
[95]
- 第1戦(10月14日)
- 第2戦(10月15日)
- 千葉テレビ ≪地上波、独立局、千葉県ローカル≫
- 放送時間:
- ミライチャンネル(チバテレ2)・18:00 - 19:00、21:00 - 21:36
- メインチャンネル(チバテレ1)・19:00 - 21:00
- 第3戦(10月16日)
- テレビ西日本≪地上波、フジテレビ系列、福岡県ローカル≫
- NHK BS1
- 放送時間:17:55 - 22:00(22:00 - 22:50までBS102chで放送)
ファイナルステージ放送日程
- 第1戦(10月18日)
- 毎日放送≪地上波、TBS系列、関西ローカル≫[98]
- 放送時間:18:15 - 21:00(21:00以降は最大21:56までサブチャンネルで放送)
- 第2戦(10月19日)
- NHK BS1
- 放送時間:17:55 - 21:30(21:30 - 21:37までBS102chで放送)
- 第3戦(10月20日)
- 第4戦(10月21日)
- 打ち切りとなった試合
- 第5戦(10月22日)、第6戦(10月23日)とも、NHK BS1[注 14]、J SPORTS3≪有料BS≫で放送される予定だった。
ラジオ放送
ファーストステージ放送日程
[101]
- 第1戦(10月14日)
- RKB毎日放送≪ニッポン放送制作裏送り、北部九州(福岡県・佐賀県)ローカル≫
- 第2戦(10月15日)
- RKB毎日放送≪ニッポン放送制作裏送り、北部九州ローカル≫
- 第3戦(10月16日)
- RKB毎日放送≪ニッポン放送制作裏送り、北部九州ローカル≫
ファイナルステージ放送日程
- 第1戦(10月18日)
- 第2戦(10月19日)
- 第3戦(10月20日)
- 第4戦(10月21日)
- 打ち切りとなった試合
- 第5戦、第6戦ともニッポン放送≪自社制作、関東ローカル≫[103]、また第5戦までに決着がつかなかった場合に限り、MBSラジオ(自社制作・関西ローカル)でも放送予定だった。
ネット配信
- ファースト・ファイナルともに共通(打ち切りとなったファイナル第5-6戦含む)
-
- パ・リーグTV[104]
- DAZN
- ベースボールLIVE
- Rakuten パ・リーグSpecial
脚注
注釈
- ^ マリンスタジアムでのCSファーストステージ開催は2007年、2021年に次いで3度目。CSの前身のプレーオフ時代の2005年のファーストステージも開催している。
- ^ この本塁打で柳田はCS通算46安打、9本塁打、30打点となり、いずれも歴代2位となった(安打は坂本勇人と、本塁打はアルフレド・デスパイネと並び2位タイ)[8][9]。なお、1位はいずれも内川聖一(CS通算54安打、10本塁打、31打点)[8][9]。
- ^ この適時打で柳田はCS通算31打点とし、歴代1位の内川に並んだ[16]。
- ^ この適時打で柳田はCS通算32打点とし、内川の31打点を上回って歴代単独1位となった[25]。
- ^ 2004年から2006年まで行われたプレーオフを含む。特に断りのない限り、これ以降に記した"CS"も同様。
- ^ 名称が「千葉マリンスタジアム」だった時代を含む。
- ^ 平野佳はポストシーズン史上最年長となる39歳7か月でのセーブを記録した[45]。
- ^ CSにおける5者連続安打は史上7度目、パ・リーグでは5度目となる最長タイ記録[49]。
- ^ ロッテの先発投手のうち、種市篤暉が右肘炎症(翌第4戦で復帰[64])、ルイス・カスティーヨが右前腕の張りで[65]、シーズン終盤に相次いで離脱[66]。さらに、ファーストステージ第1戦で体調不良からの復帰登板を果たした佐々木朗は、監督の吉井理人がファイナルステージ第3戦後に「今ちょっと本当に(登板可能か)ギリギリ」と話すように万全ではなく[67] 、先発投手の不足により、ブルペンデーに踏み切ることとなった[63]。なお、ロッテは本年のシーズン中に4度ブルペンデーを実行しており、3勝1敗だった[68]。
- ^ 監督の吉井は試合後、佐々木朗について「全然、使う気はなかったです。この雰囲気を、ブルペンの雰囲気を味わってもらって。」と話した[87]。
- ^ クライマックスシリーズにおいて、1番"パないはたらき"(「ハンパじゃないくらいイイはたらき」の略)をした選手を、ファン投票で選出する[90]。
- ^ これまでの最年長記録は2019年の藤川球児の39歳2か月(当時阪神)[45]。
- ^ 試合の途中で沖縄県宮古島付近で発生した地震により、緊急地震速報が発令されたため、局(ニュース専門チャンネル)の性格上、地震に関する報道特別番組を編成したため、中継を一時中断した[97]。
- ^ 23日は当初はサブチャンネルで放送予定だったが、セ・リーグCSが第3戦で終了した為メインチャンネルで放送予定だった
- ^ 阪神甲子園球場で行う阪神対広島〈セ・1stステージの勝者〉のセ・ファイナルが試合中止の場合、予備カードに設定していたMBSラジオとニッポン放送が放送予定(それぞれ別建てを予定 第6戦同文)だった。
出典
関連項目
外部リンク
|
---|
前期後期制 |
|
---|
2チーム変則実施 |
|
---|
上位3チーム進出 |
|
---|
1983年から1985年は、シーズン終了時、5ゲーム差以内のみ実施の変則プレーオフ。 2020年は上位2チームのみで実施。 |
|
---|
球団 | |
---|
本拠地 | |
---|
文化 | |
---|
マスコット | |
---|
球団歌・応援歌 | |
---|
日本一(5回) | |
---|
クライマックスシリーズ優勝(3回) | |
---|
リーグ優勝(15回) | |
---|
できごと | |
---|
|
---|
球団 | |
---|
本拠地 | |
---|
文化 | |
---|
球団歌・応援歌 | |
---|
永久欠番 | |
---|
日本一(4回) | |
---|
クライマックスシリーズ優勝(1回) | |
---|
リーグ優勝(5回) | |
---|
できごと | |
---|
|
---|
球団 | |
---|
本拠地 | |
---|
文化 | |
---|
マスコット | |
---|
球団歌・応援歌 | |
---|
日本一(11回) | |
---|
クライマックスシリーズ優勝(7回) | |
---|
リーグ優勝(21回) | |
---|
できごと | |
---|