SBS (韓国)は「待遇がひどい」と訴えるボランティアが大挙離脱していると報じた[114]。一方のボランティアの側も、スター選手との記念写真で持ち場を離れるといった質の低さが指摘されている[115]。カバディの会場では、ボランティアがカジノを設置し除名された[116]。大会組織委員会は記者会見を開き、ビーチバレーボール会場でボランティアスタッフがカードゲームをしたりカバディの運営進行員が賭博をしていた点など、大会スタッフらの問題行為を謝罪。カードゲームをしていたボランティアは解雇し、カバディの運営進行員については連盟に対して再発防止と人員の交代を要請した[117]。
SBS (韓国)は、2007年4月17日にクウェートで行われたアジア大会招致の最終プレゼンテーションで、大統領である盧武鉉(当時)の映像を加工し流していたと報じた。通常、アジア大会誘致希望国が最後のプレゼンをする場合、国の首相や大統領の肉声で「政府が大会を積極的に支持する」というコメントを入れるのが慣例だが、当時盧武鉉は平昌オリンピックの招致に力を入れ、仁川アジア大会の招致には反対していたため、仁川市の安相洙(当時)市長は「ピョンチャンが誘致されれば、政府と国民が積極的に支援します」という大統領のコメントからピョンチャンの名を外し、プレゼンの動画を編集した。[91][156]