仁川文鶴競技場(インチョンムナクきょうぎじょう、朝鮮語: 인천문학경기장)は、韓国の仁川広域市弥鄒忽区にある陸上競技場・球技場である。単に文鶴競技場とも呼ばれ、収容人員は52,200人。
韓国のKリーグ・仁川ユナイテッドFCが2011年までホームスタジアムとしていた後、2012年から2013年までNリーグの仁川コレイルのホームスタジアムとして利用されていた(コレイルは2014年より大田広域市に本拠地を移転)。
仁川文鶴競技場は2002年の日韓W杯では仁川ワールドカップ競技場とも呼ばれ、トルコ対コスタリカ戦(6月9日)、フランス対デンマーク(6月11日)、韓国対ポルトガル(6月14日)の3試合が行われた。
2014年秋、仁川アジア大会のメイン会場として利用する計画もあったが、仁川広域市西区に仁川アシアド主競技場が新しく建設されたことで立ち消えとなった。だが周辺には各種競技会場が建設され、東へ200mのところに水泳会場(朴泰桓水泳場)が2013年10月に開場した。仁川アジア大会ではサッカーの会場の一つとして利用された。2018年にはLeague of Legends世界選手権決勝戦が開催された。
施設概要
帆船のマストを象徴した屋根が特徴的である。横105m、縦68mの天然芝。屋根は客席の98%を覆い、投光性が高い。屋根部分は2010年に襲来した台風7号によって大きな被害を受けたが、1年10ヶ月かけて修理工事を行い、元の姿を取り戻している。
- 収容人員:50,256人
- 建設費用:2,801億ウォン
- 完成年:2001年9月
交通アクセス
重要な試合
2002 FIFAワールドカップ グループラウンド
関連項目
外部リンク