起亜 株式会社 |
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各種表記 |
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ハングル: |
기아 주식회사 |
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漢字: |
起亞 株式會社 |
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発音: |
キア チュシックェサ |
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日本語読み: |
きあ かぶしきがいしゃ |
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RR式: |
Gia Jusikhoesa |
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MR式: |
Kia Chusikhoesa |
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英語: |
Kia Corporation |
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起亜株式会社(きあ、韓: 기아、英: Kia Corporation)は、韓国第2位の自動車メーカー。2023年の販売台数は308万5771台である。
前身は1944年設立された京城精工株式会社[1]。マツダ及びフォードの技術供与により発展してきたが、1998年の経営破綻で現代自動車の傘下に入って以来[2]「現代-起亜自動車グループ(現・現代自動車グループ)」を構成している[3]。2012年6月の時点で、同社の32.8%の株式を現代自動車が所有。生産車種のほとんどが、同社が販売する同じクラスの車種と主要部品を共有している。
概要
年表
過去のCI
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1953年-1964年
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1964年-1986年
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1986年-1994年
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1994年-2012年
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2012年-2021年
日本での販売
- 1992年、日本法人「起亜ジャパン株式会社」を東京都港区芝公園に設立。前身は「起亜自動車日本支社」。同じく「起亜自動車」技術開発部門の東京R&Dセンターが港区芝公園に所在。
- 1995年には東京R&Dセンターを千葉ニュータウン(千葉県印西市)に移設。地上9階建ての自社ビルを建設。1996年からは「起亜ジャパン株式会社」の一部機能が同ビル内へ統合され、1999年まで同所にて営業。現在は現代-起亜自動車グループの日本での開発拠点となっている。
- 東京モーターショーへは、1991年より出展。以後、1993年、1997年、1999年と連続して出展した。
- 「Kia Elan」を日本名「ビガート(Vigato)」として日本で発売。東京輸入車ショー、名古屋輸入車ショーなどに出展した。
- 1999年に現代自動車傘下となってからは、部品輸入等を同社と共同化するなどの方針変更により、業務がほとんどない状態となっていた。2013年3月、起亜ジャパンを清算[9]。
- 日本進出中もフォード・フェスティバ(キア・プライド)の派生モデルの5ドア版「フェスティバ5」やセダン「フェスティバβ」(両方とも左ハンドル)、1997年にはロータス・エランのライセンス生産モデル「ビガート」を輸出していた。
- 2026年春頃に、双日と提携し、EVバンのPV5を日本で販売することが決定した。
デザイン
2006年9月1日に、ペーター・シュライヤー(フォルクスワーゲングループ全体のデザイン部門の元トップ)がKIAのCDO(Chief Design Officer、最高デザイン責任者)として招へいされた。シュライヤーは、各車種に「タイガーノーズグリル」[10]として知られる新しいコーポレートグリルを導入した。
シュライヤーは「私は力強い視覚面での信号、印、識別子を求めた。車の前面にはこの認識やこの表現が必要とされる。車は顔を必要とし、私は新しいキアの顔は強力で独特なものだと考える。人目を惹くことは不可欠であり、顔は遠くからでさえ直ちにキアを識別可能であるべきだ」[11]と述べている。なお、シュライヤーは、2012年12月に起亜の社長ならびに現代自動車グループの最高デザイン責任者に就任した。
モータースポーツ
1990年代にセフィアがグループNで公認を取得しており、WRC(世界ラリー選手権)・APRC(アジアパシフィックラリー選手権)併催のラリー・オーストラリアにワークス体制で韓国人ドライバーが参戦し、N2クラス・N3クラスで1位を獲得している[12]。
2010年に北米PWCのキネティック・モータースポーツを支援し、KIA Racingとして自動車レースへの初のワークス参戦を開始。以降ツーリングカーレースを中心に活動している。2014年にはPWCのGTSクラス(オプティマ)とTC-Aクラス(フォルテ クープ)でチャンピオンを獲得した[13]。
2016年には元WRCドライバーのマンフレッド・ストール率いる技術者集団STARD(Stohl Advanced Research and Development)の協力を得て、TCR規定のシード GT TCRを開発。TCRインターナショナルにも参戦した。
STCC(スカンディナビア・ツーリングカー選手権)にも2014年からプライベーターがオプティマで参戦。TCR規定が導入されて以降はシードに車両をスイッチしたが、2017年で活動を休止している[14]。
ラリークロスでは元WRCドライバーのジジ・ガリ率いるGGRXがリオをベースとしたRXスーパーカーを開発し、2017年から散発的に世界ラリークロス選手権(World RX)に参戦している[15]。
現行車種一覧
2024年3月現在
セダン
軽自動車
SUV
ハッチバック
ミニバン
バス
トラック
軍用車
海外専売車
過去の車種一覧
乗用車
商用車
三輪車
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
起亜自動車に関連するカテゴリがあります。
脚注
注釈
- ^ 日本へは「ビガート」の名称で輸出された
- ^ a b c d e f g h i j k 当初は亜細亜自動車から製造・販売
出典
外部リンク
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太字は三菱金曜会のメンバー。 |
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