2006年のスペイングランプリ
レース詳細
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2006年のロードレース世界選手権 全17戦中第1戦
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決勝日
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2006年3月26日
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開催地
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ヘレス
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開催コース
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常設サーキット 4.423km
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MotoGP
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250 cc
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125 cc
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2006年のスペイングランプリは、ロードレース世界選手権の2006年シーズン開幕戦として、3月24日から26日までスペインのヘレス・デ・ラ・フロンテーラにあるヘレス・サーキットで開催された。
概要
125ccクラス決勝では地元アルバロ・バウティスタが独走し、フル参戦4シーズン目にしてグランプリ初優勝を遂げた。2位にはこれが初表彰台となるチェコのルーカス・ペセック、3位には初のポールポジション[1]からスタートしたマティア・パシーニが入った。このシーズンからマシンをマラグーティに変更した小山知良は土曜日のフリー走行で転倒し左足首を骨折したが決勝には出場、12位で完走を果たした[2]。
250ccクラスでは、金曜日の予選セッションで転倒した関口太郎が右の大腿骨を骨折[3]。この重傷により関口はこのレースを含め10戦もの長期欠場を強いられることとなった。決勝レースでは地元ホルヘ・ロレンソが独走し、自身クラス初優勝を果たした。2位にアレックス・デ・アンジェリス、3位にアンドレア・ドヴィツィオーゾと続いた。このシーズンからKTMに移籍した青山博一は6位で初戦を終えた[4]。
MotoGPクラス決勝は、ポールポジションからスタートしたドゥカティ・マルボロのロリス・カピロッシが独走し開幕戦を制した。続いてこのレースがMotoGPデビュー戦となるレプソル・ホンダのダニ・ペドロサが見事2位表彰台に立った。3位にはペドロサのチームメイトのニッキー・ヘイデンが入った。ディフェンディングチャンピオンのバレンティーノ・ロッシ(キャメル・ヤマハ)はスタート直後にトニ・エリアスと接触し転倒、復帰したものの14位に終わった[5]。一方のエリアスも13位にまで落ちたが、その後怒濤の追い上げを見せて4位でフィニッシュ、そしてチェッカーフラッグを受けた直後にロッシのところに向かい、申し訳なさそうに謝罪した[6]。
MotoGPクラス決勝結果
250ccクラス決勝結果
125ccクラス決勝結果
脚注
参考文献