1999年の映画
1999年の映画(1999ねんのえいが)では、1999年(平成11年)の映画分野の動向についてまとめる。
1998年の映画 - 1999年の映画 - 2000年の映画
出来事
世界
日本
- 1月
- 2月
- 2月5日 - 東映東京撮影所の敷地の一部を民間都市開発推進機構に譲渡。
- 2月11日 - 東京築地・松竹セントラル1・2・3閉館。
- 2月15日 - 女優・山岡久乃死去。
- 2月17日 - 松竹、東京築地にある旧本社の松竹会館跡地再開発を発表。松竹会館跡地を民間都市開発推進機構に譲渡。2月23日、松竹会館閉鎖。
- 2月28日 - ピンク映画の老舗、東京・亀有名画座閉館。
- 3月
- 4月
- 6月
- 6月12日
- 松竹、映像部門の改革として邦画系ブロック・ブッキング制廃止。
- 東京・丸の内松竹が洋画上映も実施。同時に「丸の内プラゼール」(ポルトガル語で「喜び、楽しみ」の意味)と改称し再開場。
- 大阪・梅田松竹、梅田ピカデリー1・2・3を「梅田ピカデリー1-4」と改称。
- 東京・上野松竹、上野映画、上野セントラル、上野名画座を「上野セントラル1-4」と改称。
- 7月
- 7月3日 - 東京・渋谷パルコの多目的ホールSPACE PART3を改装し、映画常設館「シネクイント」として再スタート。
- 7月10日
- 7月19日 - アメリカシネコン大手AMCの日本劇場部門、日本法人「日本AMCシアターズ」として再発足。
- 8月
- 8月7日 - 映画キャメラマン・宮川一夫死去。
- 8月31日 - 松竹富士解散、40年の歴史に幕。
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
日本の映画興行
- 入場料金(大人)
- 1,800円
- 1,808円(統計局『小売物価統計調査(動向編) 調査結果』[14] 銘柄符号 9341「映画観覧料」)[15]
- 入場者数 1億4476万人[16]
- 興行収入 1828億3500万円[16]
- 出典:「1999年日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』2000年(平成12年)2月下旬号、キネマ旬報社、2000年、153 - 155頁。
各国ランキング
日本配給収入ランキング
- 出典:1999年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
全世界興行収入ランキング
1999年全世界興行収入トップ10
順位 |
題名 |
スタジオ |
興行収入
|
1.
|
スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
|
20世紀FOX
|
$924,317,558
|
2.
|
シックス・センス
|
ハリウッド・ピクチャーズ
|
$672,806,292
|
3.
|
トイ・ストーリー2
|
ディズニー/ピクサー
|
$485,015,179
|
4.
|
マトリックス
|
ワーナー・ブラザース
|
$460,379,930
|
5.
|
ターザン
|
ディズニー
|
$448,191,819
|
6.
|
ハムナプトラ/失われた砂漠の都
|
ユニバーサル
|
$415,933,406
|
7.
|
ノッティングヒルの恋人
|
ユニバーサル
|
$363,889,678
|
8.
|
007 ワールド・イズ・ノット・イナフ
|
MGM
|
$361,832,400
|
9.
|
アメリカン・ビューティ
|
ドリームワークス
|
$356,296,601
|
10.
|
オースティン・パワーズ:デラックス
|
ニューライン
|
$312,016,858
|
- 出典:“1999 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月26日閲覧。
北米興行収入ランキング
1999年北米興行収入トップ10
順位 |
題名 |
スタジオ |
興行収入
|
1
|
スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
|
20世紀FOX
|
$431,088,295
|
2
|
シックス・センス
|
ハリウッド・ピクチャーズ
|
$293,506,292
|
3
|
トイ・ストーリー2
|
ディズニー/ピクサー
|
$245,852,179
|
4
|
オースティン・パワーズ:デラックス
|
ニューライン
|
$206,040,086
|
5
|
マトリックス
|
ワーナー・ブラザース
|
$171,479,930
|
6
|
ターザン
|
ディズニー
|
$171,091,819
|
7
|
ビッグ・ダディ
|
コロンビア ピクチャーズ
|
$163,479,795
|
8
|
ハムナプトラ/失われた砂漠の都
|
ユニバーサル
|
$155,385,488
|
9
|
プリティ・ブライド
|
パラマウント映画
|
$152,257,509
|
10
|
ブレア・ウィッチ・プロジェクト
|
アーティザン・エンタティメント
|
$140,539,099
|
- 出典:“1999 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年1月16日閲覧。
イギリス興行収入ランキング
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
- ノッティングヒルの恋人
- バグズ・ライフ
- オースティン・パワーズ:デラックス
- 007 ワールド・イズ・ノット・イナフ
- シックス・センス
- 恋におちたシェイクスピア
- ターザン
- ハムナプトラ/失われた砂漠の都
- マトリックス
- 出典:“Top 20 films in UK cinemas”. Film Distributors' Association. 2016年1月17日閲覧。
オーストラリア興行収入ランキング
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
- シックス・センス
- マトリックス
- オースティン・パワーズ:デラックス
- ノッティングヒルの恋人
- トイ・ストーリー2
- ハムナプトラ/失われた砂漠の都
- ビッグ・ダディ
- 007 ワールド・イズ・ノット・イナフ
- 恋におちたシェイクスピア
- 出典:“Australian box office data”. Movie Marshal. 2016年1月17日閲覧。
フランス観客動員数ランキング
- Astérix & Obélix contre César(フランス語版)
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
- ターザン
- マトリックス
- ノッティングヒルの恋人
- 007 ワールド・イズ・ノット・イナフ
- バグズ・ライフ
- ハムナプトラ/失われた砂漠の都
- ワイルド・ワイルド・ウエスト
- Himalaya : L'Enfance d'un chef(フランス語版)
- 出典:“FRANCE 1999 - BOX OFFICE STORY”. boxofficestory. 2016年1月17日閲覧。
ドイツ観客動員数ランキング
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
- ターザン
- ノッテンガルヒルの恋人
- 007/ワールド・イズ・ノット・イナフ
- プリティ・ブライド
- ハムナムプトラ/失われた砂漠の都
- マトリックス
- シックス・センス
- バグズ・ライフ
- アステリックスとオベリクス
日本公開映画
1999年の日本公開映画を参照。
受賞
死去
脚注
注釈
- ^ 〔引用者註〕東宝の資料では、「11月16日」になっている。
出典
参考文献
- 斉藤守彦『映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?』ダイヤモンド社、2009年11月27日。ISBN 978-4-478-01134-8。
- 東宝 編『東宝75年のあゆみ ビジュアルで綴る3/4世紀 1932 - 2007』東宝、2010年4月。
- 東宝 編『東宝75年のあゆみ 1932 - 2007 資料編』(PDF)東宝、2010年4月。
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1880年代 | |
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1890年代 | |
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1900年代 | |
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10年代 | |
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20年代 | |
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30年代 | |
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40年代 | |
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50年代 | |
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60年代 | |
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70年代 | |
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80年代 | |
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90年代 | |
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2000年代 | |
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10年代 | |
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20年代 | |
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カテゴリ |
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