高屋町造賀(たかやちょうぞうか)とは、広島県東広島市の大字。全域で住居表示未実施である[1]。
高屋地区北部、造賀川沿岸に位置しており、国道375号・486号[注釈 1]が町内を縦断している。福富地区、豊栄地区、志和地区、八本松地区に隣接する。
酒米の一つ山田錦の生産が盛んな地域であり、西条酒の生産を支えている[2]。
旧賀茂郡造賀村ならびに豊田郡戸野村大字造賀に相当する[3]。
近代以前は賀茂郡造賀村と豊田郡造賀村が隣接して存在しており、その両方が現在の高屋町造賀の前身となっている[3]。本節ではその両方の沿革を述べる。
町内に鉄道は通っていない。最寄り駅はJR山陽本線の西高屋駅である。また県道350号を経由して八本松駅、寺家駅を利用することも可能である。いずれの駅でも、4km以上の距離がある。
芸陽バスが地区内を走る路線バスを運行している[7]。
市立小・中学校に通う場合、造賀小学校ならびに高屋中学校に通学することになる[8]。
2024年9月末での世帯数は1055世帯、人口は2109人である[9]。