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鈴木 将光(すずき まさみつ、1987年4月8日[1] - )は、富山県富山市出身の元プロ野球選手(外野手)。右投右打。
富山市立月岡小学校1年の時に地元のスポーツ少年団「月岡ツインズ」で野球を始め[2]、石川県の星稜中学校に進学。星稜中1年時に指導を受けた恩師山本雅弘監督を追いかけ遊学館高等学校に進学[3]。
遊学館高等学校時代は1年時からレギュラーの座を勝ち取る。2年時夏に第86回全国高等学校野球選手権大会に出場。1回戦の県岐阜商高戦は4番で先発出場し6-3で勝利。2回戦ではダルビッシュ有擁する東北高に、4番ピッチャーで出場するも0-4で完敗した。3年時夏は第87回全国高等学校野球選手権大会に出場。1回戦秋田商高戦は4番センターで出場し2打点と活躍。打つだけではなく強肩も披露してチーム勝利の原動力となる。2回戦では前回大会で敗れた東北高校と再び対戦し3-4で惜敗。
2005年の高校生ドラフト会議で広島東洋カープから1位で指名された[1]。広島は当初、片山博視を1位で指名。東北楽天ゴールデンイーグルスと指名が重複し、抽選で交渉権を得られなかったことから鈴木の指名に至った。
現役時代に故障が相次いだことから、鍼灸師の資格を取得すべく、2016年春から広島市内にあるMSH医療専門学校の夜間課程へ進学[12]。昼間には治療院のアルバイトとして、実務経験を積みながら生計を立てるという[13]。 また、妻の野々村聡子(元女子プロ野球選手)は同校女子硬式野球部監督を務め、鈴木も2019年途中まで同校野球部のコーチを務めていた。
2020年9月、広島県三原市に「すずき鍼灸接骨院」をオープンした[14]。
高校時代に通算64本塁打を記録したほか、50メートル5秒8の俊足や、120メートルという距離を投げられるほどの強肩の持ち主[1]。広島への入団直後に、新人選手の体力測定で等測性筋力測定装置が壊れたほど筋力も強い。しかし、前述のように実戦で打力不足を露呈したため、一軍デビューは入団7年目のシーズン終盤まで持ち越された。