針中野駅(はりなかのえき)は、大阪府大阪市東住吉区駒川五丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)南大阪線の駅。駅番号はF05。東住吉区のほぼ中心に位置する。
大正時代に鍼灸師の中野家41代目が、大阪鉄道の開通に尽力し、そのお礼として1923年の開通時に中野鍼灸院の最寄り駅の名前を「針中野」にしたといわれている。のち一帯の地名として定着し、1980年には町名針中野が誕生した[5]。
相対式2面2線ホームを持つ高架駅でホーム有効長は6両である[2]。改札・コンコースは2階、ホームは3階にあり、改札口は1ヶ所のみである。
2023年11月7日における1日乗降人員は8,352人である。
近年における1日乗降人員の推移は下表の通り。
なお、廃止された南海平野線の中野停留場も本駅の近くに所在していた。
最寄停留所は駒川商店街となる。以下の路線が乗り入れ、北港観光バス[9]により運行されている。
かつては大阪市営バス(当時)の針中野駅停留所があり、赤バス(東住吉北ループ・東住吉南ループ)が発着していたが、2013年3月31日をもって廃止された。