金子 正男(かねこ まさお、1975年7月6日 - )は、日本のメディアプロデューサー、タレント講師、日本ご当地アイドル活性協会 代表、Free Bird Institute Limited取締役、一般社団法人ストリートダンス協会広報委員長。元角川映画(現・KADOKAWA)プロデューサー、日本アカデミー賞協会会員。タレント名は「エンタメDr.金子」。埼玉県朝霞市出身。日本大学芸術学部放送学科卒業。総合芸能プロダクション「カロスエンターテイメント」所属。
経歴
埼玉県朝霞市生まれ[2]。八百屋を営む家庭の次男として育ち、2つ上の兄と切磋琢磨しながら小3から大学まで野球に青春を捧げた。朝霞市立朝霞第五小学校、朝霞市立朝霞第三中学校[3]、日本大学鶴ヶ丘高等学校を卒業[4]。
1998年(平成10年)日本大学芸術学部放送学科を卒業後、旅行会社で添乗員をしながら脚本家を目指していた。脚本家の尾崎将也に師事しながら、25歳からテレビ東京の2時間ドラマ立ち上げスタッフとして参加以後、ドラマ企画、プロットライターとしてバラエティー番組にも携わる[5][6]。
2005年(平成17年)30歳で角川映画(現KADOKAWA)に入社し、約20本の映画やテレビ番組のプロデュースを担当[5][6]。
2007年(平成19年)映画事業に継続して3年以上従事し、推薦を受けた者[7]として「日本アカデミー賞」協会会員資格を得る[3]。
その後、インディーズ映画&音楽会社に転職。制作プロデューサーを中心に営業、宣伝、プロモート、国内・海外番販、出資集め、製作委員会などを部長クラスで担当。2012年春に東日本大震災発生の1年後、ご当地女性アイドルグループを集めた復興イベントをプロデュースし、全国のご当地アイドルを集めた。手元に残ったアイドルグループの運営会社、関係者の連絡先リストを活用していくことを思いつき、当時会社員だったが、1人で全国のアイドルをサポートする団体[2]「日本ご当地アイドル活性協会」を設立(当時のグループ数は287組だった)[5][6]。
2015年(平成27年)40歳で独立。持ち前のバイタリティーで複数のビジネスに取り組みつつ、協会の活動で全国を歩き続けた[5]。
2016年(平成28年)一般社団法人ストリートダンス協会広報委員長に就任。以降「日本高校ダンス部選手権」「アニダン」「日本中学校ダンス部選手権」等、ダンス文化の普及に務める[8]。
2022年(令和4年)南太平洋証券取引所で株式上場するフィジー共和国の英語教育・留学生サポートを行う会社「Free Bird Institute Limited」の取締役に就任[9]。
2024年(令和6年)3月1日、総合芸能プロダクション「カロスエンターテイメント」に所属。タレント名「エンタメDr.金子」として登録[10][1][11]。
現在はタレント講師をしながら海外のプロモーターと日本アイドルの架け橋となったり、海外アイドルに日本式アイドルをZOOM指導して文化向上に貢献している[12]。10年間で国内外の約600組に「歌」「ダンス」「トーク」「キャラだし」「メディア対策」を指導する[5][13][14]。
人物
- 地域活性と地産地消に貢献しつつ芸能界で通用するアイドルを育てようと日本全国を飛び回る。各地のアイドル運営にトレーナーとしても知られる[6]。
- 小学校、中学校、高校、大学と野球に打ち込んだ。野球で経験した強いチームのシステムをアイドル指導に取り入れている[5]。
- 「金言セブン」なる7カ条を毎月作成し、全国の芸能事務所や音楽関係者に送る。内容は現役で活動するアイドルに向けて心構えや練習に対する取り組み方などを具体的に指導したもの。アイドルたちの日々の指標になっている。始めたキッカケはテレビ東京時代、誰よりも早く出社し、前日の視聴率が出たら号外を作って制作・編成・アナウンス部の共有廊下の柱に貼ったり、お偉いさんの机の上に置いて回ったことだと話す。最初は変わり者扱いされたが、半年ぐらいすると制作フロアの中でもファンができた。アイドルに対しても正面から頑張ろうと言っても耳を傾けないと考えたことから、毎月「ちょっと役に立つ金言セブン」を作って定期的にレッスンする事務所の練習場や楽屋壁に貼ったとのこと[6]。
- ヘアドネーションの普及活動に力を入れている。自らも31センチ以上伸ばして目立つ髪の色をすることで興味を持ってもらおうとする[5]。
- 会社員時代は100本程度の映画・テレビ番組・舞台・オリジナルビデオの宣伝を担当。主に『島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん』『湾岸ミッドナイト』『放送禁止 劇場版(フジテレビ)』『華鬼 劇場版(フジテレビ)』『AKB48メンバー/乃木坂46メンバー主演映画・多数』『吉本興業タレント主演映画・多数』など[3]。
- 幼少時代、ドラえもん、ガンジー、ベーブ・ルースの本を繰り返し読み、今でも影響を受けている[3]。
- 2つ上の兄は中学校の校長。兄の影響で地元の少年野球チーム「若松クラブ(現在・若松ブルーウイングス)」で野球を始めた[3]。
- 添乗員時代に大勢の前で話していた度胸を買われ、『ぱすぽ☆』『+Plus』の前説を担当。金子の容姿“天然パーマ”と“ミラクルトーク”を掛けて『ぱすぽ☆』振付師の竹中夏海は「くるくる」と命名した[3][15]。
- 第35回フジテレビヤングシナリオ大賞に応募し、一次審査を通過[16]。
交友関係
エンタメDr.金子
芸能事務所所属を機にタレント名を「エンタメDr.金子」で登録した。理由は海外進出したときに「Eentertainment Dr.Kaneko」(エンタメ博士の金子)、略してEDKとなり分かりやすいことが理由[11]。
主な作品
映画
ほか多数
テレビ
ほか多数
ラジオ
インターネット放送
オリジナルビデオ
イベント
- ※ 全国映画館21劇場で実施。アイドル自らメガホンを取り映画を製作。地元の映画館で上映直後にスクリーン前でLIVEする企画[31]。
- ※『北海道アイドルフェスティバル』『北陸アイドルフェスティバル』『沖縄アイドルフェスティバル』ほか[3]
出演
テレビ
ラジオ
新聞
雑誌
イベント
講師
指導内容は「歌」「ダンス」「トーク」「キャラ出し」「メディアコンサル」[46][3]。
約10年で「SOLIDEMO」「GEM」「さくらシンデレラ」「手羽先センセーション」「feelNEO」「KRD8」「WT☆Egret」「dela」「フルーティー」「C-Style」「アイくるガールズ」「pacchi」「強がりセンセーション」「おやゆびプリンセス」「フルーレット」「テクプリ」「Menkoiガールズ」「Chimo」「Niimo」「DDプリンセス」「jubilee jubilee」「パラレルドリーム」「ナト☆カン」「アイシェリング」「てぃんく♪」「虹ユニバース(ベトナム)」「月讀女僕珈琲(台湾)」ほか国内外を含めた600組のアイドルにも指導[3]。
ご当地アイドルNo.1を決める大会で6組を全国日本一に導いた[3][46]。
教え子に≠MEの冨田菜々風(元Seven Colors/鹿児島県ご当地アイドル)、歌手の吉川茉優・元AKB48の布谷梨琉・元夢みるアドレセンスの立花彩夏(元pramo/秋田県ご当地アイドル)、元モーニング娘。の森戸知沙希(元CoCoRo学園/群馬県ご当地アイドル)、Ange☆Reveの安藤笑・タレントの花巻杏奈(元Star☆T/愛知県豊田市ご当地アイドル)などがいる[3][47][48][49]。
アイドルの分野外でも女子プロレスラー「伊藤麻希(LinQ)」、ミスマガジン「沢口愛華」、SNSフォロワー470万人インフルエンサー「なな茶」、消費経済アナリスト「渡辺広明」、臨床心理士「塚越友子」、性格診断プロフェッサー「木原誠太郎」に指導[3]。
芸能事務所
専門学校
高校
大学
その他
脚注
関連項目
外部リンク