PASSPO☆(ぱすぽ)は、日本の女性アイドルグループ 。プラチナム・パスポート所属。2009年に「ぱすぽ☆」として結成され、2013年にPASSPO☆へ改名した。2018年に解散。なお、派生ユニットの「はっちゃけ隊」は存続している。
コンセプトは「空」と「旅」、モチーフはキャビンアテンダント。 女性グループとしてオリコン史上初の週間ランキング初登場1位デビューを果たした。
「みんなでつくるアイドルユニット」をコンセプトに、事務所主導のもとブログやTwitterを使ってファン・メンバーの意見を募集・討論しながらグループが結成された。音楽性は「みんなで踊れるロック」。また、四字熟語「十人十色」に絡めメンバー10名の個性を10色のイメージカラーで表現した。 ファンの意見を取り入れて決定したグループ名ぱすぽ☆は所属事務所プラチナム・パスポートのパスポートが由来。これを発展させパスポート(ファンクラブカード)を発行しフライト(ライブ)ごとにマイルを貯めるとエコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスなどクラス分けした特典が受けられるマイレージ制の導入、メンバー自らデザインを手掛けるキャビンアテンダントをイメージした衣装、キャリーバッグを使ったダンス、PASSPO☆用語などで『空と旅』に統一した世界観を演出した[1]。衣装はほかに事務所の先輩若槻千夏がプロデュースしたものがある。
結成当初よりライブ活動を重視しており、ライブハウスをメインに激しい楽曲に合わせたパフォーマンスを行った。ワンマンライブではライブ会場を離陸前の機内に見立て機内アナウンスが入ったオープニングサウンドエフェクト(OPSE)が流れたのちメンバーの「PASSPO☆TAKEOFF!」という掛け声でライブが始まり、「本日はご搭乗ありがとうございました !!」の言葉で締めくくった[2]。
振付は一介のアイドルファンであった竹中夏海がぱすぽ☆の所属事務所に売り込みをかけたところに端を発し大きな影響を与えた。PASSPO☆のダンスは万華鏡・渡り鳥とも表される変幻自在なフォーメーションが特徴だが、この点について竹中は「チアダンスの振付・指導をしていた経験があるので振り付けのときはまずフォーメーションから考えるんです。だから私のなかでは当たり前の工程というかいつもどおりの順番でやっているだけのことです」と語っている[3]。竹中が心掛けていることはメンバー個々がメッセージを発信して行ける余地を残すことおよびアイコンタクトを取るタイミングなどは演者に任せること。ぱすぽ☆結成前からダンスの経験がある玉井・槙田両名は自ら振付を発案した。また竹中は、振付以外でもPASSPO☆メンバーに少なからぬ影響を与えた。
サポートバンドはThe Ground Crewと呼ばれ元ZERO・HAVのペンネとアラビアータ機長(ギター)のもとUNITEDの横山明裕(ベース)、元SEX MACHINEGUNSのHIMAWARI(ドラム)とPANTHER(ギター)、GargoyleのKENTARO(ギター)、The Distortionの$pyke(ベース)などメロスピ・スラッシュメタル寄りのミュージシャンが集結。PASSPO☆ライブでの生演奏・レコーディングだけに留まらず、The Ground Crewワンマンライブも開催した。PASSPO☆・The Ground Crewワンマンライブから間もない2014年5月13日に横山が急逝[4]。PASSPO☆、The Ground Crewおよび振付師[5]はブログやTwitterを通してそれぞれの想いを綴った[6]。PASSPO☆は2014年6月14日開催の第1部タイトルを『453(横さん)便』とし追悼ライブとした。このライブで横山のベースが最後の愛弟子である増井みおに託された[7][8]。
PASSPO☆がプロデュースするアイドルぷちぱすぽ☆が2015年から活動していたが2018年3月21日に解散。
2018年5月18日に解散を発表。9月22日の中野サンプラザがラストフライト(ラストライブ)となり9年間の歴史に幕を閉じた[9]。また「解散後もPASSPO☆の楽曲を歌い継いでいきたい」という意志が揺るがなかった根岸、森に関しては「何かしらの形で彼女たちが歌い続けられる場所を残していきたいと考えております」との発表も併せて行われた[10]。
安斉・岩村・藤本・森の4名ではっちゃけ隊を結成。2015年9月にワンマンライブを開催。2016年9月にシングル「Born this うぇ〜い」を発売。
解散時のメンバー
順位はオリコン週間ランキング最高位[34]。
順位はオリコン週間ランキング最高位[36]。
主なもの
※は業務提携
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