『菜の花の女』(なのはなのひと[1])は、1977年4月5日から同年6月28日までフジテレビ系列局で放送されていた関西テレビ製作のテレビドラマである。全13話。放送時間は毎週火曜 22:00 - 22:54 (日本標準時)。
概要
丹羽文雄の自伝的小説をドラマ化した作品。明治から大正の時代を舞台にしている。
秋鹿役の井上純一は本作への出演により、1978年にエランドール賞新人賞を受賞した。
あらすじ
主人公の菊岡朝子は、菜の花の季節になるとそれらに彩られる伊勢(三重県)の古寺・梅林寺の一人娘。朝子は、檀家総代の木内伝兵衛に迫られる形で青年僧・光雅と結婚。結婚式を終えたその夜、朝子が眠りについた後、足を忍ばせて朝子の母・浜女の部屋に行くのだった…[誰が?]。
息子の秋鹿が生まれて三年経ったある日、朝子は遂に浜女と光雅の密通を目撃。その秘密を知った朝子は絶望に打ちひしがれ、光雅の下を離れて村田由蔵の後妻になるなど、純粋な愛を求めてさまよう。
キャスト
スタッフ
- プロデューサー:栢原幹
- 脚本:布施博一
- 演出:栢原幹
- 原作:丹羽文雄『太陽の蝶』
- 製作:関西テレビ
脚注
- ^ 『京都新聞』1977年4月5日付のテレビ欄に「ひと」と明記。
外部リンク