渡邉 諒阪神タイガース #25 |
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|
基本情報 |
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国籍 |
日本 |
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出身地 |
茨城県土浦市 |
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生年月日 |
(1995-04-30) 1995年4月30日(29歳) |
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身長 体重 |
178 cm 82 kg |
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選手情報 |
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投球・打席 |
右投右打 |
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ポジション |
内野手、外野手 |
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プロ入り |
2013年 ドラフト1位 |
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初出場 |
2014年9月30日 |
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年俸 |
4000万円(2025年)[1] |
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経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) |
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渡邉 諒(わたなべ りょう、1995年4月30日[2] - )は、茨城県土浦市出身のプロ野球選手(内野手、外野手)。右投右打。阪神タイガース所属。
経歴
プロ入り前
小学1年生から軟式野球チームの「土浦サニーズ」で三塁手として野球を始め、小学4年生から硬式野球チームの「竜ヶ崎リトル」に所属。中学校に入って「竜ヶ崎シニア」に移ってからは2年生の3月に遊撃手として全国選抜大会に出場した。また、土浦三中時代は陸上部にも所属し、100メートル走・11秒4を記録し、茨城県大会2位で関東大会に出場した経歴を持つ。
高校は2学年上の高橋周平に憧れ、東海大甲府高校に進学。野球部の選手寮ではその高橋と同部屋だった。高校では1年春からベンチ入りし、同年夏には3年生の高橋を押しのけて四番打者を務め、一塁手のレギュラーとなった。2年夏には第94回全国高等学校野球選手権大会に出場し、2回戦(対龍谷大平安高戦)では本塁打を放った。3年時には主将となったが、甲子園出場はならなかった。同年9月に行われたU18W杯日本代表に選出され、キューバ戦で高校通算39本目の本塁打を放った。また、高校の2学年後輩には髙部瑛斗がいた。
2013年のドラフト会議では北海道日本ハムファイターズから3度の抽選失敗(松井裕樹、柿田裕太、岩貞祐太)後1位指名を受けた。背番号は23。
日本ハム時代
2016年は、9月30日の千葉ロッテマリーンズ戦でチェン・グァンユウからプロ初本塁打をライトポール際に放った。
2017年は、3月9日に行われた福岡ソフトバンクホークスとのオープン戦で自身初めて外野手(右翼手)として出場した。同年はシーズンでも一軍・二軍ともに外野手としての出場があった。
2018年は、序盤は田中賢介や石井一成、横尾俊建らが二塁手で起用されており、二軍暮らしが続いた。7月より一軍に昇格すると、7月20日のソフトバンク戦でリック・バンデンハークから2打席連続本塁打を放ち、試合後は自身初となる本拠地でのヒーローインタビューを受けた[3]。8月17日の埼玉西武ライオンズ戦では菊池雄星から本塁打を打ち、その後の打席でも安打を打ってプロ初の猛打賞を記録した[4]。同年は終盤戦から二塁のレギュラーの座を掴んだ。
2019年は、春季キャンプ中に肉離れにより戦列を離れ[5]、3月19日のイースタン・リーグの東京ヤクルトスワローズ戦で実践復帰した[6]。4月5日に一軍に昇格すると、同日の西武戦に「7番・二塁手」としてスタメン出場し、最終打席で本塁打を打った[7]。以降はレギュラーに定着し、132試合に出場して自身初となる規定打席に到達するなど、飛躍の年となった。
2020年は、新型コロナウイルスの影響で120試合制の短縮シーズンであったが正二塁手として117試合に出場。UZRが-13.7と前年(-5.4)以上に悪化し守備には課題を残したものの、バッティングでは直球破壊王子の愛称どおり直球に対して打率.299・6本塁打と強さを見せ[8]キャリアハイとなる打率.283・OPS.725を記録した。
2021年は、チーム内でのクラスター発生の影響で戦列を離れた時期もあったが[9]正二塁手として出場を続けた。しかし79試合の出場で打率.242・OPS.636、特に得意としていた直球に対して打率.256・0本塁打と打撃不振が続き8月21日に登録抹消となった[10]。以降は二軍再調整が続き、9月19日の二軍戦では右太もも裏の肉離れを発症[11]。リハビリを終えると、この年限りで勇退する監督の栗山英樹の期待もあって10月24日に一軍再昇格[12]。同日のロッテ戦では2018年以来3年ぶりとなる三塁守備から途中出場し、9回表の復帰後初打席でヒットを放った[13]。10月29日のロッテ戦では4か月ぶりの本塁打も放ったものの[14]、シーズン全体では83試合の出場で打率.242・3本塁打・29打点という成績にとどまった[15]。
2022年は、長年課題となっていた守備難を克服するために、一塁手などの別のポジションにも挑戦した。しかし、打撃が改善されず、守備でも8月8日に試合前練習のノック守備の脆さから二軍に落とされた[16]。さらに、内野において新人の上川畑大悟や清宮幸太郎、野村佑希、新助っ人のアリスメンディ・アルカンタラ、石井一成、谷内亮太らの出場機会が多くなったことで渡邉の出場機会が減少。最終的には一軍、二軍の行き来を繰り返したことから21試合の出場に終わり、打率.233、0本塁打、2打点、得点圏打率も.091にとどまり、上記8月8日以降は一軍出場が無かった。
阪神時代
2022年シーズンオフの10月18日に、江越大賀・齋藤友貴哉とのトレードで髙濱祐仁と共に阪神タイガースに移籍した[17][18]。背番号は25。
2023年、4月13日の読売ジャイアンツ戦に三塁手としてスタメン出場し、第2打席には、シーズン初ヒット初本塁打を記録した。守備でも好守を連発し、その試合ではお立ち台に上がった[19]。シーズンでは59試合の出場にとどまったものの、同年の日本シリーズ第1戦で「7番・指名打者」でスタメン出場を果たし、山本由伸から先制適時打を放つ活躍を見せた。
選手としての特徴
打撃
思い切りの良いスイングから広角に長打を飛ばすパンチ力が魅力[20][21]。また直球に滅法強く、「直球破壊王子」の異名を持つ[22][23][24]。
守備・走塁
二塁を中心に内野全ポジション、外野の右翼、左翼もこなせるユーティリティープレイヤー[25][26]。高い身体能力の持ち主で、本職の二塁では足の運びと反応の良さ、そして巧みなグラブ捌きと強肩を活かしたプレーが特徴[27]。一方で、プロ入りから失策が多く堅実性を課題としている[28]。
50m走のタイム6秒1の俊足、遠投105mの強肩を誇る[29]。
人物
愛称は「ナベ」[30]、「なべりょ」[31]。
走・攻・守3拍子揃った選手が目標で、「プロでは3割・30本塁打・30盗塁できる選手になりたい」とプロ入り前に語っている[29]。
詳細情報
年度別打撃成績
年
度 |
球
団 |
試
合 |
打
席 |
打
数 |
得
点 |
安
打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁
打 |
打
点 |
盗
塁 |
盗 塁 死 |
犠
打 |
犠
飛 |
四
球 |
敬
遠 |
死
球 |
三
振 |
併 殺 打 |
打
率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S
|
2014
|
日本ハム
|
2 |
6 |
5 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
3 |
0 |
.200 |
.333 |
.200 |
.533
|
2015
|
9 |
13 |
13 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4 |
0 |
.154 |
.154 |
.154 |
.308
|
2016
|
1 |
3 |
3 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
4 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.333 |
.333 |
1.333 |
1.667
|
2017
|
22 |
35 |
30 |
4 |
4 |
1 |
1 |
0 |
7 |
2 |
0 |
0 |
2 |
0 |
3 |
0 |
0 |
13 |
0 |
.133 |
.212 |
.233 |
.445
|
2018
|
60 |
183 |
161 |
17 |
39 |
7 |
0 |
7 |
67 |
14 |
1 |
0 |
8 |
1 |
11 |
0 |
2 |
43 |
7 |
.242 |
.297 |
.416 |
.713
|
2019
|
132 |
543 |
481 |
60 |
126 |
16 |
5 |
11 |
185 |
58 |
0 |
2 |
3 |
5 |
48 |
0 |
6 |
120 |
8 |
.262 |
.333 |
.385 |
.718
|
2020
|
117 |
465 |
414 |
49 |
117 |
13 |
4 |
6 |
156 |
39 |
4 |
2 |
5 |
3 |
30 |
0 |
0 |
81 |
9 |
.283 |
.348 |
.377 |
.725
|
2021
|
83 |
325 |
281 |
21 |
68 |
13 |
0 |
3 |
90 |
29 |
5 |
1 |
4 |
3 |
43 |
1 |
7 |
72 |
12 |
.242 |
.327 |
.320 |
.647
|
2022
|
21 |
64 |
60 |
11 |
14 |
4 |
2 |
0 |
22 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
0 |
1 |
17 |
1 |
.233 |
.281 |
.367 |
.648
|
2023
|
阪神
|
59 |
85 |
79 |
8 |
14 |
4 |
0 |
2 |
24 |
10 |
0 |
0 |
0 |
1 |
5 |
1 |
0 |
18 |
5 |
.177 |
.224 |
.304 |
.527
|
2024
|
67 |
137 |
123 |
7 |
32 |
5 |
0 |
2 |
43 |
11 |
0 |
1 |
0 |
2 |
11 |
0 |
1 |
34 |
2 |
.260 |
.321 |
.350 |
.671
|
通算:11年
|
573 |
1859 |
1650 |
178 |
418 |
63 |
12 |
32 |
601 |
166 |
10 |
6 |
22 |
15 |
155 |
2 |
17 |
405 |
44 |
.253 |
.321 |
.364 |
.685
|
年度別守備成績
- 内野守備
年 度 |
球 団 |
一塁 |
二塁 |
三塁 |
遊撃
|
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率 |
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率 |
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率 |
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率
|
2014
|
日本ハム
|
- |
- |
1 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1.000 |
1 |
1 |
2 |
0 |
0 |
1.000
|
2015
|
- |
6 |
7 |
9 |
0 |
1 |
1.000 |
2 |
0 |
0 |
1 |
0 |
.000 |
-
|
2016
|
- |
1 |
1 |
2 |
0 |
0 |
1.000 |
- |
-
|
2017
|
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
1.000 |
8 |
11 |
12 |
2 |
2 |
.920 |
- |
2 |
0 |
1 |
0 |
0 |
1.000
|
2018
|
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
---- |
57 |
94 |
150 |
6 |
29 |
.976 |
3 |
3 |
5 |
1 |
0 |
.889 |
-
|
2019
|
- |
132 |
258 |
373 |
11 |
65 |
.983 |
- |
-
|
2020
|
- |
116 |
202 |
285 |
8 |
59 |
.984 |
- |
-
|
2021
|
- |
81 |
179 |
205 |
7 |
58 |
.982 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.--- |
-
|
2022
|
11 |
64 |
2 |
0 |
6 |
1.000 |
7 |
8 |
23 |
1 |
2 |
.969 |
- |
-
|
2023
|
阪神
|
- |
- |
8 |
8 |
11 |
3 |
2 |
.864 |
-
|
2024
|
10 |
81 |
6 |
0 |
7 |
1.000 |
1 |
1 |
4 |
1 |
0 |
1.000 |
16 |
14 |
26 |
4 |
2 |
.909 |
-
|
通算
|
23 |
146 |
8 |
0 |
14 |
1.000 |
409 |
761 |
1063 |
36 |
216 |
.981 |
31 |
26 |
43 |
9 |
4 |
.885 |
3 |
1 |
3 |
0 |
0 |
1.000
|
- 外野守備
年 度 |
球 団 |
外野
|
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率
|
2017
|
日本ハム
|
4 |
2 |
0 |
0 |
0 |
1.000
|
通算
|
4 |
2 |
0 |
0 |
0 |
1.000
|
記録
- 初記録
背番号
- 23(2014年 - 2022年)
- 25(2023年 - )
登場曲
脚注
関連項目
外部リンク