新獣脚類[1](しんじゅうきゃくるい、Neotheropoda)は、獣脚類に属する恐竜の一群である。
コエロフィシスとより進歩的な獣脚類を含む恐竜の系統群である。
新獣脚類は1986年にロバート・バッカーにより命名された分類群で、比較的進歩的な獣脚類の分類群であるケラトサウルス類とテタヌラ類が含まれている[2]。しかし後の研究者により広い範囲の分類群に適用されている。1998年、ポール・セレノにより初めてクレードとして定義され、コエロフィシスと現生鳥類の直近の共通祖先とその全ての子孫(コエロフィシス+現生鳥類)となり、最も原始的ないくつかの種を除く属ほとんどの獣脚類がこれに含まれる[3]。