広陵高等学校(こうりょうこうとうがっこう)は、広島県広島市安佐南区伴東三丁目にある私立高等学校。ユネスコスクール加盟校。
概要
大正期には修道中(現在の修道中学校・修道高等学校)、明道中(1923年廃校)とともに広島三中と呼ばれていた。
硬式野球部は、旧制中学校時代から全国大会(甲子園球場他)に出場している。日本の高校野球では広島商業ともども、広島県のみならず全国的にも有名で、1926年(第3回)、1991年(第63回)、2003年(第75回)といずれも春の選抜大会で3回優勝しており、「春の広陵」の異名がある。春の選抜で大正、昭和、平成、令和の4元号で出場したのは本校と高松商の2校である。春の選抜と夏の選手権の両方で大正、昭和、平成、令和の4元号で勝利及び春夏のいずれかで4元号ベスト4を記録したのは、2024年7月時点で本校のみである。
一方、夏の選手権大会では1927年(第13回)、1967年(第49回)、2007年(第89回)、2017年(第99回)と決勝戦には4回進出しているが、4回とも準優勝に終わっている(準優勝は春夏合計7回)。夏の選手権も4元号で出場した。同校の硬式野球部からは多くのプロ野球選手を輩出している[1]。2016年野球部員(1年生同士)の暴力で1カ月間の対外試合禁止になっている[2]。
国体は2017年に初優勝を飾っている。
その他、軟式野球部、ボクシング部、テニス部、ゴルフ部なども優秀な成績をおさめている。
沿革
1930年ごろの広島市の地図。広陵中学が確認できる。
設置課程・学科
校訓・学校教育目標
- 校訓は、「質実剛健」[3]。
- 建学の精神は、「教育は愛なり」である[3]。
- 広陵高校が果たすべき役割(ミッション)として、「高い志を持ち、自らの夢や目標に向かってチャレンジする生徒を育て、地域社会・国際社会に貢献する有為な人物を育成する」ことを掲げている[3]。
校章
1958年に改訂された校章は、広陵の頭文字「K」の中央に「高」を配したものである。Kを構成する線は、広島市を流れる太田川や、進取・努力・剛健の気風、より高きものを求める青年期の理想を描いている[3]。
校歌
作詞は葛原しげる、作曲は川崎優による[3]。歌詞は「ましぐらに 昼も夜も」で始まり、「われらの広陵」で終わる[3]。
基礎データ
所在地
アクセス
著名な卒業生・出身者
野球
ボクシング
政治
芸能
その他
脚注
関連書籍
- 『日本一の準優勝 広陵・夏の甲子園2007』(南々社)
関連項目
外部リンク
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